眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

STEADYというブランドについて

 

前回レンズ厚を気にした眼鏡選びについて書きました。

「眼鏡初心者様」の他にもあった質問にもお答えするつもりでしたが、レンズ厚について想定よりかなり長くなってしまい二回に分けることにしました。

で、もう一つの質問というのが「STEADYというブランドはどんな感じですか?」というものです。

 

そもそも「STEADY」というブランドを知っている方を知っている方は眼鏡好きと言って良いかもしれません。STEADYというブランドは知名度が低いからです。

 

ではどんなブランドかを説明させて頂きます。
(実は私もそこまで詳しくありませんので少し調べてみました)

 

「STEADY」とは

(WEB等でよく書かれているのはこんな感じです↓)

〈デザイナー〉

デザイナー金子正嗣氏が2012年に立ち上げたジャパンブランドです。金子氏は、長年様々なステージで眼鏡デザインを行なってきたベテラン・デザイナーです。

〈コンセプト〉

”The Ordinary Spectacles”

時代の流れに自分らしいスタイルを重ね合わせることの出来る上質・スマートで可愛い”The Ordinary Spectacles”(直訳は普通なメガネ)をブランドコンセプトに、シンプルなフォルムとクリーンなデザイン、そして「MADE IN JAPAN」の徹底した品質重視の安定したものづくりを行なっているブランドです。

HPはこちら↓

STEADY/ステディ ー COLLECTION ー

 

ここからは私見です。

STEADYの私の評価


2012年創業と比較的若いブランドですが新進気鋭の若手ブランドではありません。上記の通りデザイナーの方は、長年様々な眼鏡ブランドでデザインに携わってきた方が満を持して立ち上げた眼鏡ブランドです。
そのためブランド立ち上げ時から業界では知られた存在でした。

 

〈私の評価〉

私はあまり好きではありません。

私にとって評価が難しいブランドです。

評価が難しい理由は、私が良いブランドかどうかを評価している項目をこのブランドはその項目を重要視していないからです。

 

私がブランドを評価するかしないかの第一項目はオリジナリティです

それはデザイン、品質等です。代わりのないブランドとも言えます。(デザインは変わっていれば良いと言うわけではありません。美しいかどうかも勿論評価基準です)

代わりがあるブランドは、そもそも存在意義がないので評価できないのです。無くなっても困らないからです。

 

 ではSTEADYはどうなのか?

 

普通な眼鏡 

 

デザイン的に改めて紹介したくなるような優れた部分は特にありません。

また品質等も特別お勧めしたいところを見つけるのも難しい眼鏡です。逆にお勧めできない悪い点も特にありません。

オリジナリティを感じないため私は評価していませんが、このオリジナリティの無さがステディらしいとも言えます。そのため私は好きではありませんが、悪い評価を下すのも躊躇するブランドとも言えるのです。

 

無個性≒STEADY

 

ただSTEADYのコンセプトは、「THE Ordinary Spectacle」です。

このコンセプトが、オリジナリティの低い眼鏡を作り出している原因になってしまっているのだと思われます。コンセプト通り「普通な眼鏡」を作ろうとしているからです。


ただコンセプト通り「普通な眼鏡」だけを作れば良いのでしょうか?

そこはやはり「普遍的な美しさ」を追求する必要があるように思います。海外有名ブランドにも同じようなコンセプトを持つ眼鏡ブランドはありますが、やはり評価されているだけあって普通に見えても個性はあります。普遍的な美しさを持っているのです。そのようなブランドを私は評価しています。

 

普遍的な美しさ<流行を意識した普通眼鏡

 

STEADYに普遍的な美しさを感じることが出来ません。

そもそもそこを目指しているのかも疑わしいように感じてしまいます。

目指しているかもしれませんが私は感じることが出来ません。

(全てのモデルを知っているわけではありませんが・・・)

STEADYの「普通な眼鏡」は普遍的な美しさ追求しているのではなく、「流行に合った」普通な眼鏡を作っていると感じます。そのため普遍的という表現がしっくりこないのです。流行りの眼鏡を使いやすいようにアレンジしている。もしくは有名・人気モデルを参考に少しデザインを変えているブランドだと思います。

つまりデザインに主体性を感じられないのです。

そのため私は好きになれないのです。

因みにこんな感じです↓
(どこかで見たことがあります・・・)

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ただSTEADYに限らず日本眼鏡ブランドの多くは主体性のないブランドが多く存在しています・・・

 

流行を追うことは悪ではない 

ここまで読んで頂くと悪いことをしているように思われるかもしれません。

 

ショップオリジナルなようなブランド

ただ洋服の世界では珍しくないかと思います。(全ての衣食住アイテムに言えることかもしれませんが)

洋服で言うショップオリジナルをイメージしてください。

(全てとは言いませんが)ショップオリジナルの殆どが、流行モノをアレンジして自分たちの顧客層に合うようにデザインし直していると思います。そしてその多くがオリジナルのモノより価格を抑えたモノになっていると思います。STEADYは眼鏡ブランドですが、このショップオリジナルのような思考を基に作られているように思います。

 

STEADYのデザインの特徴

 

ステディのデザインはどんなものが多いかと言うと、
有名モデルより

①少し大きい

②シンプル

③リーズナブルなモノが多いのです。

では詳しく説明していきます

① 少し大きい

モデルの多くが有名モデルより少し大きいです。
全体的に大きいのではなく、横幅が若干大きいモデルが多いように思います。
雑誌等でみると一見普通の大きさですが、横幅が有名モデルより大きいのです。

このサイズ感のおかげで有名モデルの幅が小さく感じる方にとっては、ちょうど良いのです。恐らくSTEADYは、有名モデルにはないサイズ感を狙ってデザインしているのではないでしょうか。(あくまで私見ですが)
最近の有名モデルは横幅が狭いモノが多いのです。特に本格派眼鏡でファッションにも強い眼鏡ブランドは、どのブランドも似たようなサイズ感が多いように思います。やはり格好良いと思うサイズ感は、良くも悪くも似てきてしまうのかもしれません。

そのため流行のジャンルを掛けたくても掛けられない方は、意外と多いと思います。

例えば「顔の大きい方」「幅の広い眼鏡が好きな方」等です。そのような方にとって受け皿になるブランドは思いの外少ないのです。

 

その中でステディは敢えて少し大きめを作っているのかもしれません。これも経験値の高いデザイナーの抜け目なさなのかもしれません。これはあくまで私の想像です。ステディのデザイナーは、この少し大きいサイズ感が純粋に美しいと思い追い求めているものかもしれません。


② ③シンプルでリーズナブル

有名モデルは、普通のブランドと比べると「違い」があります。その違いを作るためにある程度特徴的なデザインになっていることが多いです。ただステディは敢えて違いを作らないブランドとも言えます。その特徴的なデザインを和らげることによって誰でも使い易いデザインにしているように感じます。

それは「普通な眼鏡」を目指すブランドなので当たり前かもしれません。

またディテールもシンプルです。
ここからは価格に関わる部分です。
シンプルにすることによって価格も抑えられます。
眼鏡作りによって価格を抑えるポイントは幾つかありますが、ここでは二つ挙げます。
(かなり当たり前のことになります。人件費等はここでは排除します)

1、 パーツ量を減らす

眼鏡は、パーツ量が増えるとコストが高くなります。(眼鏡に限ったことではありませんが)その証拠に同じブランドで「シンプルなプラスチック枠」と「コンビネーション枠、メタル枠」だと後者の方が間違いなく高くなります。1万円ぐらいの差が出ても不思議ではありません。ステディの多くのモデルはシンプルにすることによってパーツ量を減らしています。

 

2、 パーツを凝らない

眼鏡を作るたびに新しいオリジナルパーツを作るとコストはかなりかさみます。

そのため仮に新しいパーツをオリジナルで一から作った場合、極力そのパーツを沢山作りたいところです。ただ一つのモデルだけで使うとなると数に限界があります。そのため複数のモデルに使用するのです。
またはオリジナルで作らずに昔からある既存のパーツを使用できれば、かなりコストが抑えられます。
ステディが「オリジナルのパーツ」か「既存のパーツ」を使用しているかは分かりませんが、同じパーツを様々なモデルに使用してはいます。こう書くとステディが悪いことをしているように感じる方もいる方もいるかもしれません。ただこのことは珍しいことではないですし、悪いことでもないと思います。このおかげで品質は守りながらも安く作ることが出来るからです。また場合によってはそのパーツの完成度が高く、デザイン的にも美しければ様々なモデルに使用したいと思うのは必然だと思います。実際、ある一つのパーツがそのブランドを象徴するデザインとして殆どのモデルに使用する場合もあります。(ちなみにここで言うパーツと言うのはロゴと言った単純なものではありません。)

中には対照的なブランドもあるのも事実です。毎回新しいパーツを一から作りコストが掛かる眼鏡作りを行うこだわりの強いブランドもあります。もっともこのようなブランドは高額になってきます。(一見普通に見えるが価格が高いブランドというのは、このような点においてコストを掛けているのです。)


ここまで読むとステディを私が完全に否定しているように感じるかもしれません。ただ誤解しないで欲しいです。あくまで個人的に好きでないというだけです。
好きになれないポイントとしては、「デザイン性に主体性を感じない所」です。逆に言うとその点を気にしない方にとってはお勧めなブランドだと思います。

 

こんな方にはお勧め

ショップオリジナルの服が好きな方にはお勧めかもしれません。
程よくトレンドを抑えていて、程よくデザインされていて、程よく品質が高く、程よい価格に抑えられている眼鏡を探している方にはピッタリかと思います。

簡単に言うと「ブランド絶対主義の方」とは、対極に位置する方かと思います。

以前書いたことがありますが、海外アパレルブランドの眼鏡やレイバンは総じて品質が低いです。またデザイン性の低いモノも珍しくありません。そして眼鏡の出来に対して価格は明らかに高く設定されていますが、人気はあります。長く使えないのにです…また似合っていると思い込んで掛けている方も多いです。恐らく所有すること自体が満足感を満たしてくれているのでしょう。

このような方は賢い眼鏡選びをしているとは思えませんが、このような方は凄く多いように思います。このような方と比べるとステディを自分の感覚で選んだ方の方が、センスがあり賢い買い物を出来る方であると思います。


また有名な眼鏡ブランドが似合わない方、ただそんな眼鏡を掛けたいという方にもお勧めです。ステディは凄く普通に見えますが、実際に探してみると市場には少ないモデルが多いかもしれません。

ステディには、存在価値はあるのです。

 

ではまた後日。 

強度近視の方へ(ポジティブに眼鏡を選びましょう)

 

今回は、「眼鏡初心者」様の質問について書いていきます。

 

眼鏡初心者様の質問の要約です。

① 強度近視のためレンズの厚さが出にくいお勧め眼鏡を教えてほしい。
② steadyというブランドが気になるが、プロの方から見てどのように評価されているか知りたいです。

それ以外の質問も頂きましたが、今回はこのことについてお答えしていきます。

 強度近視の悩みについて

強度近視の方は、恐らくレンズの厚みについて悩まれるかと思います。

このことは大昔からあり、未だに解決されない悩みです。


強度近視の眼鏡選びについてまとめているサイトはいくつもあります。

基本的なことを知りたい方確認してみてください。

「強度 近視 眼鏡 選び・・・」と言ったキーワードで見つかると思います。

 

ただどのページも基本的なことが書かれています。

(眼鏡業界に従事している者であれば誰もが知っていることかと思います。)

全て読むのは面倒だと思うので、すごく簡単にまとめます。

 

レンズ厚を気にした眼鏡選ぶ基準

① 極力小さいフレームを選ぶ
② 眼鏡フレームが厚いモノを選ぶ

 この二つが基本になるかと思います。

恐らく眼鏡にそんなに詳しくないかたでも知っているかと思います。

(それ以外にもありますが、この二つが主だったものだと思います)

 

これらのありきたりの話で終わってしまっては、このブログの意義がありません。

ここでは違ったアドバイスをしていきたいと思います。

 

私も上の二つの基準の眼鏡選びを否定する気は全くありません。

 

では①の「極力小さい眼鏡を選ぶ」だけで良いのでしょうか?

店にある一番小さい眼鏡を選べば良いのでしょうか?

そのことだけを考えて選ぶことはやめた方が良いと思います。

 

小さい物なら何でも良いわけではないと私は考えます。

小さく掛ける為の眼鏡なのか?

このことを考えるべきです。

もう少し詳しく書きます。

眼鏡によって正しいサイズ感は違う

「顔に対して大きめに掛ける眼鏡」「顔に対して普通の大きさに掛ける眼鏡」「顔に対して小さく掛ける眼鏡」なのかも考える必要があります。

このことについて書いている眼鏡店は殆どないように思います。

もっともそんなことを言っていられない程、度数が強い方(-10.00を軽く超えるような方)いるかもしれませんが・・・ただある程度の強度数であれば参考にしてください。

「顔に対して大きめに掛ける眼鏡」
「顔に対して普通の大きさに掛ける眼鏡」
「顔に対して小さく掛ける眼鏡」

何を言っているのかと言うとブランド・モデルによって正しいサイズ感が違うのです。

こんな感じです↓

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(大きく掛けるラウンド)

 

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(普通に掛けるラウンド)

 

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(小さく掛けるラウンド)

ラウンド型でもこれだけモデルによってサイズ感は違うのです。

(ファッション上級者の方であれば、あえて小さめに掛けたり、あえて大きめに掛けたりもしますが)

よく眼鏡指南本では、ブランド・モデルの雰囲気を抜きに語られることが多いように思います。スペースの都合上簡単にまとめているのか、そこまで頭が回っていないのかは分かりませんが・・・

 

では次に小さめの顔の方が、普通のサイズ感で掛ける眼鏡はこんな眼鏡です。

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女性用の眼鏡ですがユニセックスでもこんなサイズ感のモデルはあります。

 

では、このことを踏まえて説明を続けていきます。

 

本来なら上の写真のような「顔の小さい方が、普通のサイズ感で掛ける為の眼鏡」を「顔の大きい方が掛ける」と残念な感じになります。顔に対して小さ過ぎる眼鏡のためかなりアンバランスになってしまうのです。(当たり前ですが・・・)

 

洋服のサイズ感と同じ

いきなり眼鏡で考えても難しいかもしれないので、洋服で考えて見てください。
パンツでワイドパンツ、スリムパンツ、ショートパンツと色々あると思います。スリムパンツを太めに履くことは想定されていないと思います。太めに穿きたいなら違うパンツを選んだ方が良いと思います。その逆も然りです。全てのパンツがセオリー通りの穿き方があると思います。
そして全てのパンツが、適切な履き方を前提にでデザインされていると思います。(ファッション上級者で会えてサイズアップして履くことはありますが、ここでは想定していません)


何が言いたいかと言うと、眼鏡も普通サイズで掛けるためにデザインされたものを無理して掛けるのは綺麗ではないということです。であれば小さくデザインされた眼鏡を掛けることがおススメですあるのです。
確かに洋服で苦手な太さ・サイズ感はあるかもしれません。
ただ今回は強度で眼鏡選びで悩んでいる方に向けてのアドバイスです。選択肢の少ない中で如何に綺麗に掛けられるかというのが主題です。
小さくデザインされたものを選びましょう。

 

レンズ厚を抑えやすいクラシック眼鏡 

それを避けるには、顔に対して小さく掛けることを考えてデザインされている眼鏡を選ぶのです。小さくデザインされた眼鏡は、眼鏡幅が顔の輪郭の内側に大きく入ります。

ではどんな眼鏡が小さく掛けるためにデザインされているのか?

1、 クラシックな眼鏡
2、 デザイン性の高い眼鏡(小さい眼鏡に定評があるブランド)

 

ここでのクラシック眼鏡は、ボストン型、ラウンド型を指していると思ってください。
全てとは言いませんがウェリントン型は横幅が広いものが多いので。
顔の大きい方が、無理して小さいウェリントン型を掛けると詰まった感じになるのであまりお勧めができません。もちろん顔の小さい方であれば小さいウェリントンもお勧めです。


コメ主の方は、46サイズ程度のクラシック眼鏡が好きということであれば恐らくボストン型を愛用されているのかと思います。実際ボストン型はレンズの厚さを抑えるには効果的な形てす。

ボストン型の注意点

ただボストン型も一つ注意点があります。
それは度数が、「かなり」強い方です。
度数がS:-10.00を越えるような場合です。そのような度数の方が、普通の大きさのボストン型を掛けるとレンズが牛乳瓶のそこのような感じになってしまうのです。

 

一般的なボストン型は上下幅が広いです。
上下幅が狭い横長の眼鏡は、レンズ厚(一番厚い部分)がボストン型より厚くなります。しかし上下幅が狭いおかげで厚い部分の範囲は狭く済むのです。上下幅が25㎜であれば25㎜の部分だけが厚くなります。(眼鏡の上下は厚くなりません)

ボストン型は横幅は狭いです。ただ上下幅が40㎜ぐらいあります。一番厚いところは横長の眼鏡よりも薄く仕上がりますが、そこそこ厚い部分が40㎜に渡って厚くなるのです。また眼鏡の上下もそこそこ厚くなります。
結果分厚いレンズが入っていることが強調され、牛乳瓶の底のような見た目になる恐れがあるのです。


特に最近はメタル枠(細身)のボストン型が多いのでより注意が必要かと思います。プラスチック枠に比べてレンズ厚はさらに目立ち、レンズと眼鏡のバランスも悪くなるのです。そのため度数がかなり強い方は、気をつけた方が良いと思います。

 

挑戦してほしいラウンド型

ラウンド型>ボストン型

その点ラウンド型は、ボストン型ほど気にする必要はありません。

何故なら単純にラウンド型はボストン型より小さいからです。そのためラウンドの方が薄く仕上がるのです。

特にクラシックなラウンド型眼鏡は、小さく掛けるようにデザインされているものが殆どです。


ではラウンド型の眼鏡の王道なサイズ感はこんな感じです。

 

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すみません。

良いラウンド型を掛けている画像が見つからなかったのでボストン型になります。

ネットで調べると眼鏡単体の画像ばかりで掛けている画像が中々見つかりませんでした・・・

 

敬遠されがちなラウンド型

ラウンド型に対して抵抗感がある方も多いかもしれません。
ファッションとして難易度が高いと思い敬遠されている方、顔が丸いからラウンド型は似合わないと思っている方もいるかもしれません。

確かに指南本のような物で丸眼鏡のセオリーとして丸顔は丸みのある眼鏡は避けた方が良いというモノがあります。

 

本当にそうなのでしょうか?


丸みのある眼鏡が全てダメというのは強引すぎると思います。
確かに丸顔の方が「大きめ」ラウンドは避けた方が良いとは思います。大きめのラウンドだとかファニーな感じになるからです。ただそれが無条件で駄目というわけでもないと思います。ご自身のキャラクターや出したい雰囲気によってはそれも間違いとは言えません。

 

顔が丸い方でも小さめのラウンド型を掛けてみてください。
私は素敵だと思います。
昔の方が掛けているクラシカルな小さい丸眼鏡の写真を見たとき可笑しいと思いますか?

私は思いません。凄く知的に見えます。

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確かにファッションに自信ない方が、コテコテのクラシカルな丸眼鏡を掛けると昭和っぽいと言った感じで垢抜けない印象になってしまうかもしれません。その場合は、サイズ感だけ参考にしつつモダンにアレンジしたモデルを掛ければ解決すると思います。

 

眼鏡のブランド・ジャンルは年々増えていると言えます。そんな眼鏡を大雑把なセオリーに当てはめることは出来ないのです。その大雑把なセオリーに無理やり当てはめようとする眼鏡店・雑誌を盲目に信じることをお勧めしません。

 

本当は似合う丸眼鏡 

丸眼鏡等を掛けるとネガティブな表現をされることがあるかもしれません。
「○○みたい」といった表現です。
確かにネガティブな表現をされてしまうと、ポジティブな気持ちを持つことは難しいかと思います。
ただ短絡的な表現をする方のセンスは、総じて低いように思います。
そんなセンスの無い方の発言を真に受けてラウンド型を止めてしまうのは勿体ないです。

 

色々試してみてください。
似合う丸眼鏡が見つかるはずです

日本人は丸眼鏡が似合うように思います。
日本人は欧米人に比べて顔が曲線を描いています。
欧米人の角ばった顔よりも相性がいいと感じています。
逆に直線的な眼鏡は、欧米人の方が似合うと思います。
そのためか日本の眼鏡ブランドは丸みを帯びることが多く、逆に欧米のブランドは直線的な眼鏡が多いのです。

元々似合う可能性の高い眼鏡を挑戦しないのは勿体ないと思います。

ただ初めての丸眼鏡は違和感があるはずです。

例えるなら普通の髪型の方が、ベリーショートもしくは坊主頭にイメチェンするようなものです。
または化粧の薄い方が、急に濃いメイクをするようなものです。
そんなイメチェンは自分も周りも違和感があるはずです。
それが仮に似合っていたとしてもです。

ただ似合っている場合、その違和感は時間が経つにつれ薄れていくはずです。

 とりあえず色々な丸眼鏡を試してみてください。
そして自分が一番に似合っていると思えたラウンド型の写真を撮ってみるのも良いかもしれません。(もちろん掛けているところの写真です)

写真で撮ったモノを見ると客観視できるような気がします。また何度も見ていると見慣れてくるように思います。見慣れても違和感がある場合は断念した方が良いかもしれません。(結局作っても掛けなくなる可能性があるので)

 

ただ「厚みだけを気にしてアンバランスな小さい眼鏡」or「苦手意識を持っているだけの似合っている眼鏡」どちらを探すのが有意義なのか明白かと思います。

 

長々とクラシック丸眼鏡について書いてきました。
ただ今回のテーマは、丸眼鏡特集ではありませんでした。

レンズ厚を目立たなくさせるための小さい眼鏡選びです。
そして小さく掛けるようにデザインされたものを選ぶべきという話をしていました。

その結果ラウンドをお勧めした次第です。

 

 小さい眼鏡が得意なTHEO


では次に他の小さくデザインされたものを挙げていきます。
沢山ありますので、一部です。

 

ブランドで真っ先に思い浮かぶのは、
THEOです。

前回も挙げたブランドです→theo


このブランドは昔から小さい眼鏡を凄く作っています。

HPを見て頂くと沢山あるのがお分かりいただけるかと思います。

実際に掛けている写真は↓

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二枚目は有名な方です。

ビジネスでも使えるモデルもあるのです。

鮮やかなカラーが多いので、色で断念してしまうかもしれませんが、どのモデルも落ち着いたカラーも出していますのでご安心下さい。

 

職業によりますが是非挑戦してみてください!!

眼鏡を掛ける必要があるのであれば、是非ポジティブに楽しんでいただいた方が良いと思いませんか?

 

今回は違う内容も書くつもりでしたが、長くなりました。

今日はここまで。

 

ではまた後日。

女性の眼鏡③(ドレス編)

 パティーシーンに合う女性眼鏡の最終回です。

 

このブログでは,今まで紹介してこなかったジャンルになりそうです。

今まではクラシック・シンプルをベースにしたブランドの紹介が多かったように思います。LINDBEG、OLIVER GOLDSMITH、MYKITA、LUNOR、OLIVER PEOPLES・・・といったブランドだったと思います。

 

デザインコンシャスな眼鏡

 

今回紹介するブランドは、デコラティブ・デザインコンシャスなブランドです。

一番パーティシーンに最適なジャンルかと思います。

本来ならまず一番に紹介した方が良かったかもしれません。

ただ私自身そこまで詳しくないジャンルになります。少し内容が甘くなるかもしれませんが、ご容赦ください。

 

まずこのジャンルで評価されているブランドを挙げます。

THEO、LAFONT、ANNE&VALENTIN、alain mikliが思い付いたので、この4ブランドを中心に説明していきます。(これらのブランドでも落ち着いたモデルはありますが、やはりブランドらしいモデルはインパクトが強めです)

各ブランドのHP等をご覧いただくと分かりますが、綺麗な生地や煌びやかなディテールによって華やかな印象が強いブランドです。 

 

これらのブランドは、デザインコンシャス=若い方に人気があるブランドと思われるかもしれません。実は逆で寧ろ大人の方(年配の方)に人気が高いように思います。

 

では順番に紹介していきます。

 

①THEO→theo

以前は日本でも取扱店が多かったように思いますが、最近はめっきり減ってしまったように思います。日本でクラシック眼鏡が流行ってしまっているのも一因かもしれません。

このブランドを少し調べるとデザイン性の高さは窺い知ることができると思います。

中には個性的な方しか掛けられないようなモデルもありますが、取り入れやすいものもあります。

 

「MODE OPTIQUE」という雑誌(ムック)があることをご存知でしょうか?比較的大きな書店でないと置かれていないかもしれません。この雑誌で「テオ百景」というコーナーがあります。そこでは様々な素人の方が、THEOを掛けたスナップ写真が掲載されているコーナーです。

こんな感じです↓

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若い方のスナップも本当は多いのですが、ここでは敢えてマダムの写真を中心に挙げてみました。

因みに若い方のスナップ↓

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マダムのスナップは全てフォーマル色の強いスタイリングです。

このスタイリングに共感を持てないのであればお勧めできまんし、TPOに合わないという場合もお勧めできません。

ただそのどちらでもない場合、是非トライしてみてください。

凄く素敵だと思います。

老け込んだ感じもしませんし、無理して若作りした感じもしません。

ファッションをポジティブに楽しんでいるように見えませんか?

 

昔のドレス眼鏡(日本)

昔なら上記のようなマダムが掛けるドレス眼鏡は、婦人枠と言われる眼鏡でした。例えば、石が入っていたり・レンズにカラーを入っていたりする眼鏡です。

このジャンルの眼鏡はネット・雑誌等でいざ探すと中々見つかりません・・・現代のファッションとは一線を画すからかもしれません。

日本人なら分かりやす例を挙げたいと思います。

野村沙知代さんや和泉節子さんが掛けているような眼鏡です。

恐らくどんな眼鏡かすぐにイメージが付くかと思います。

このような眼鏡を敬遠したい年配の方は多いようにも思います。ただ長い年月を掛けて作られたジャンルです。知らずしらずにそちらの方に消費者も引っ張られているようにも思います。実際、日本の婦人枠は古くからある婦人枠の後継版のようなモデルが依然と多いです・・ 

そのため保守的な場面であれば、こういった眼鏡で抑えておいた方が良いかもしれません。

 

眼鏡の厚化粧は×

 

そもそもドレスに合う眼鏡とは何なのか?

簡単に言うと華やかさだと思います。

その華やかさを出すために装飾であったり、レンズカラーであったり、石を入れたりする必要が出てくるのだと思います。只やりすぎると厚化粧と同じで洗練さとはかけ離れた印象になってしまうと思います。そのため装飾のバランスも重要なのです。

 

眼鏡はファッションの一部

テオであれば、カラーとシェイプ等が洗練されたバランスを保っているモデルが多いように思います。そのためレンズにカラーを入れなくても華やかさと洗練さを保つことが出来るのです。

またテオの場合、お勧めモデルは何ですかと言われると凄く困るブランドです。なぜならカラー・モデルの展開が大変多いブランドだからです。しかもそのカラーがどれも鮮やかです。無難に誰でも似合うというモノが少ないのです。

自分の肌に合うカラー、服装に合うカラーを選んでくださいと言うしかありません。「眼鏡」ということで難しく考える必要はないかと思います。メイク等に詳しい方であれば同じような感覚で選ぶのが良いかもしれません。

逆にモードな服が好きな方であれば、必ずしも眼鏡に煌びやかなモノをは求めていないと思います。それこそ黒縁の方が良いかもしれません。(もちろん外し・アクセントとしてテオのような眼鏡を取り入れるもの素敵だと思います)

 

少し話がずれるかもしれませんが、日曜日の朝の長寿番組に出演されているこの方が掛けているのもテオです↓

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ではそれ以外のブランドも紹介していきます。

 

②LAFONT→https://www.lafont.com/accueil/

テオよりもマダム感が強いモデルが多いように思います。年配の方により合うモデルが多いように思います。(決して悪い意味ではありません)

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少し特徴的なモデルですが、ラフォンらしいモデルと言って良いと思います。

日本の婦人物眼鏡に一番近いですが、全く違う印象を与えるブランドです。

上の添付写真以外にもマダム感強いシェイプ・カラーを多く展開しているブランドです。ただそこはフランスのブランドらしく上品さ・洗練さは保たれています。

上の写真のようにレースのような表現が得意なブランドと言ったイメージがあります。

 

日本人の年配女性にも取り入れやすいデザイン眼鏡かと思います。

 

③ANNE&VALENTIN→ ANNE & VALENTIN

こちらもフランスのブランドです。

ラフォンより、可愛いモデルが多いです。

特に最近はクラシックなデザインをベースにフランスらしい色使いとフォルムが特徴かと思います。ラフォンとの雰囲気の差はHPで比較していただいた方が良いと思います。

 

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alain miklihttp://www.alainmikli.com/

こちらもフランスのブランドになります。

 

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90年代から00年代前半に一世風靡したブランドです。現在は創業デザイナーが離れてしまったため、以前のブランドとは異なります。ただ日本の中心街にブティックを構えているため、知名度は高いかもしれません。

 

このブランドは他のブランドよりも、プラスチック生地のカラーリングに特徴があるかと思います。またシェイプ等もモード感が大変強いモデルが多いです。同じフランスブランドのラフォン、アンバレンタインは、シェイプは普通な物がベースになっていますが、アランミクリは実験的なモデルが多くあります。(もっとも以前よりは少なくなっていると思いますが)

眼鏡のインパクト自体はテオと同じくらい強いですが、強さのジャンルが違うように思います。テオは、可愛さや面白さ、アートと言ったものがベースにあるように感じますが。アランミクリはクールさ、モード、ファッションと言ったものがベースにあるように思います。

 

4ブランドの差 

4ブランドほど駆け足で紹介しました。

どのブランドがお勧めか?

○○がお勧めとは申し上げ辛いです。

各ブランド個性が強いため、似て非なるブランドだからです。

このブログを読んで頂いている方の年齢、マインド、ファッションによってお勧めがが異なってくるように思います。

 

因みに参考までに日本では取り扱い店舗のジャンルが異なるように思います。

①THEO・・・個性的な眼鏡・カラフルな眼鏡を中心に取り扱いをしている眼鏡店で扱われていることが多いと思います。インポート中心の眼鏡店ともいえます。

 

②LAFONT・・・この中では一番マダム感が強いので比較的年配の方がくる眼鏡店で取り扱われていることが多いと思います。老舗眼鏡店でも取り扱われているように思います。

 

③ANNE&VALENTIN・・・今流行りのクラシック眼鏡を取り扱いしている眼鏡店で置かれていることが多いように思います。この中では一番若い方に人気があると思います。因みに4ブランドの中では一番安いです。

 

alain mikli・・・もともとは気鋭のファッション・モードブランドでしたが、今はラグジュアリーブランドです。店舗の展開を見ると容易に想像できると思います。(日本で、ここまでブランド化に成功したブランド専業ブランドは他にないと思います)そのため百貨店等のラグジュアリーブランドをモードな感じで合わせることが出来る方にお勧めかと思います。上質なモノトーンな服にアクセントで取り入れるのが良いかと思います。

 

 扱っている眼鏡店の雰囲気が違うのでそこから判断して自分に合いそうな物を探しても良いかもしれません。

 

それ以外

これ以外にもデザインコンシャスなブランドはありますが、奇抜過ぎるモノは現実的ではないのでここでは省略しました。

他にも知りたい方はこのジャンルに強い眼鏡店のHP等で確認してみてください。

リュネット・ジュラ→

Lunettes du Jura [リュネット・ジュラ] ヨーロッパ直輸入メガネの店

カムロ→

Kamuro|メガネフレームブランド・セレクトショップ

この二店は、このデザインコンシャスな眼鏡に強い眼鏡店といえると思います。興味のある方はチェックしてみて下さい。

 

 今回でドレス眼鏡(女性)が終わりです。

更新が滞り申し訳ございませんでした。

 

ではまた後日。

女性の眼鏡②(ドレス編)

明けましておめでとうございます。

前回の更新から大分空いてしまいました…

決してブログを止めたわけではありませんのでご心配なく。

週一更新を目指していきます。

 

今回は前回の続きで、女性のドレススタイルに合った眼鏡についてを書きたいと思います。

前回のブログ↓

女性の眼鏡①(ドレス編) - 眼鏡のある生活

全て読むのは面倒かと思いますので、簡単にまとめると

パーティーシーンに合う女性の眼鏡に悩んでいる方の質問を受けての回答でした。

そして前回は少し釣り合がったモデル(フォックス型)をお勧めさせて頂きました。

 

女性のためのクラシックメタル

 

今回は、今流行っている「クラシックメタル」について書いていきます。
今一番旬なモデルは、クラシックメタルかと思います。
10年以上クラシックフレームは流行っています。
ただその10年の間でクラシックの内容は変わっています。

(このブログで何度かまとめていますが)
10年程前は「太いウェリントン型」→「若干丸みが出てくる」→「ボストン型」→「線が細くなる」「メタルとのコンビネーション」→「ボストン型がより縦長(ヴィンテージ色が強くなる)」→「メタルのクラシック」と言った感じで変化しています。
今の「メタルクラシック」の形は、「ボストン型」「ラウンド型」が旬だと思います。

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YELLOWS PLUS | Japan made glasses

↑こんなモデルが旬と言って良いかと思います。

 

因みに今後流行るか分かりませんが、ツーブリッジが凄く増えて来ています。少し前なら信じられないジャンルかと思います。完全な「おじさん眼鏡」と思われていたジャンルだからです。(もっとも感度の高い方の間では、完全に流行っています)

 

話を戻します。
このクラシックメタルは、ドレススタイルに合います。
ただ全てのモデルが合うとは言えません。

どんなモデルが女性のドレススタイルに合うのか整理していきたいと思います。

上の画像のYELLOWS PLUSを合わせるのも悪くないかもしれませんが、少しナードな感じが強いように思います。ドレス<カジュアルな感じかと。ドレスに合わせるのも外しの要素が高いブランドだと思います。

実際、前回お勧めしたフォックス型の方がドレス色は強いです。ただ今の流行モデルであるボストン・ラウンド型を掛けたい方も多いと思います。このボストン型でもドレスに取り入れやすいモデル(ブランド)をご紹介していきたいと思います。

特に流行りのモデルのため選択肢がかなり多いです。漠然と探していると見つけるのも一苦労です。その手助けになればと思います。

 

「クラシックフレームの色」

今、ヴィンテージ色が強いモデルが流行っています。
ヴィンテージ色が強くなった結果、レンズシェイプはより縦長になっています。
またフレームカラーは、艶ありのゴールドかシルバーが多いです。

少し前まではアンティークゴールド・アンティークシルバー・ガンメタル・ブラウンが多かったように思います。これもヴィンテージ色が強くなった結果だと思います。

このヴィンテージとはいつ頃を指すかと言うと1930年~40年頃だと考えてください。このころのメタル眼鏡は、艶ありのゴールドかシルバーしかありません。そのころの眼鏡が流行眼鏡のデザインソースになっているため艶ありの金銀が増えているのです。

 

取り入れやすい艶ありメタル

この艶ありの金銀縁眼鏡を苦手に感じている方も多いかもしれません。
確かにアンティーク系の金属色に比べれば肌に対して映える感じが強いかもしれません。

ただそれは悪いことなのでしょうか?

見慣れていないだけのように思います。
眼鏡もアクセサリーと考えて頂くと良いかもしれません。

アクセサリーで艶ありの金銀は珍しくないと思います。(むしろ艶ありの方が多いと思います)

顔に馴染むというものを最優先に考えるのではなく、一つのファッションとして考えて頂いた方が有意義だと思います。艶のありメタルも恐らくすぐ慣れます。
「ドレススタイル」と「メタル」は、本当に相性が良いため敬遠してしまうのは勿体ないかと思います。

今のデザインの元になっている1930年代のメタル眼鏡は、「フレームの線が大変細い」ものが多いのです。そのため今流行っているメタルフレームも細いモノが中心です。その結果、ファッションに取り入れやすくなっています。細いためギラギラした感じを抑えられるからです。ただ艶はあるため華やかな雰囲気を出すことができます。

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↑因みにヴィンテージフレームの代表的なモデルです。

 

↓他にも様々あるので興味がある方はこのブランドを見てみてください。

RetroSpecs

日本ではTHE SPECTACLEというブランド名で展開しています。

それこそヴィンテージフレームをファッションに取り入れるものお勧めです。

(価格・強度等を考えると無条件にお勧めとはいきませんが)

 

ではどんな眼鏡がお勧めか挙げていきます。

 

お勧めドレスメタル①「PROPO」

PROPO DESIGN : プロポデザイン


このブランドは昔からありますが、比較的最近ブランドを刷新しコンセプトが変わったブランドです。どう変わったか簡単に言うと「女性のための眼鏡」です。

今までの日本の女性用ブランドは、「飾り」「石」等がついた分かりやすい「婦人物」といった感じか、「可愛い」を意識しすぎて甘くなりすぎるような眼鏡しかなかったように思います。洋服で例えると、石が付いたり、可愛い刺繍が入ったり、ピンクと言った甘い色を使ったりと分かりやすい洋服です。ただ女性らしい洋服はそんなに単純なものではないように思います。

洋服のシルエット・ディテールと言った様々な部分で女性らしさ・華やかさは出すことが出来ると思います。(物凄く当たり前のことを書いていて申し訳ございません)
PROPOは、昔ながらの単純な方法での女性らしさは表現していません。

線の細さ・フォルム・繊細な色使いと言ったところで女性らしさを表現しているのです。またモードを感じるブランドなのです。最近は少し増えて来ていますが、日本ではまだ珍しいかと思います。(海外ブランンドでは昔からありますが)

こんなモデルがあります↓

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(prop design HPより)

 

丸みがありますが、シャープさもあるので甘くなり過ぎないモデルが多いかと思います。どのモデルも上品で洗練された雰囲気を醸し出しているように思います。
この「メタルの質感」を上手く取り入れることは、ファッションとして大変効果的です。
それこそドレススタイルとは好相性です。

そのことの重要性を認識しているためPROPOのメタルフレームは金属の質感を効果的に使用しているのだと思います。

 

ただPROPOで全て網羅できるわけではありません。
PROPOは、流行なシェイプを元にしているので苦手な方も多いかもしれません。

その場合は、海外ブランドの方が良いかもしれません。
それ以外にはどんなブランドがお勧めか。

 

お勧めドレスメタル②「MYKITA」「LINDBERG

 

私はここでMYKITALINDBERGをお勧めしたいかと思います。
二つには共通項があります。
元々メタルフレームのブランドと言うところです。
勿論「マットのメタル」「プラスチック」フレームも展開していますが、やはりメタル使いに強みを持っているブランドのため光沢感あるメタル使いにも秀でています。

この二つのブランドは以前もお勧めしているので簡単に。

以前ご紹介したページは↓

MYKITA・・・お勧め海外ブランド(MYKITA) - 眼鏡のある生活

LINBERG・・・お勧めモデル③(LINDBERG・RIM編) - 眼鏡のある生活

 

MYIKITAは以前お勧めしましたことがありますが、モード感あるドレススタイルにお勧めモデルが幾つかあると思います。フォックスがのモデルも大変多いですが、今回はボストン型縛りでご紹介していきます。

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少し変化球です。ただこのカラーは個人的に好きな色です。

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写真では分かりにくいですがシャンパンゴールドです。

写真でのシェイプは普通ですが、掛けたときの洗練された感じがでるのがこのブランド凄いところです。

他にも色々あるので興味のある方はこちらをどうぞ↓

MYKITA OPTICAL GLASSES

 

コンサバなモデルが多いLINDBERGですが、幾つかあります。

このモデルがまず思い浮かびます。以前にも紹介したモデルです。

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上品なプラスチックカラーにゴールドです。

(若干ピンクゴールド気味です)

このブランドは、見ての通り凄く細いので艶ありのゴールドも気になりません。

寧ろ細いフレームなので艶がないと物足りないぐらいです。

クラシックな形ですが、クラシックな雰囲気にはならないのも良いと思います。

 

金色の使い方に注目

 

今回挙げたブランドで共通している特徴的なポイントは、金色の使い方が秀でていると感じます。改めて上の画像を見てみてください。
金色の使い方はシルバーより難しいように思います。

シルバーはどのブランドも殆ど同じ色味になりますが、ゴールドはブランドによって大きく異なります。
「黄色味の強い金」「ピンクゴールド」「白っぽい金」と色々あります。さらにブランドによって若干の差があります。

どの色が良いというわけではなく、ブランドに合った色を選択できているか。

このカラーリングのセンスは、ブランド(デザイナー)の力量が問われるように思います。そもそもデザインコンセプトが不明確なブランドは、適当な金色を使用しています。

 

上で艶ありのゴールドをお勧めしましたが、ゴールドになると更に苦手意識を持たれるかもしれません。眼鏡におけるゴールドの苦手意識もやはり昔ながらな成金のようなイメージがあるのかもしれません。デザイン性の高いブランドが使うゴールドは上品で高級感がある眼鏡に仕上がっています。元々日本人は金が良く似合うと思います。是非ゴールドも臆せずにトライしてみてください。

もちろん日本人の方でも「肌の色」「髪の色」「好きなアクセサリー色」等でゴールドを敬遠したい方もいるかと思います。もちろんそのような方にゴールドを強制はしたくありません。ただ「ゴールド使いが上手いブランド」は一つの判断材料になるかと思います。なぜならゴールド使いの上手いブランドはデザイン性が高いからです。そんなブランドが出すシルバーのモデルも上品であるからです。

 

クラシックなドレス眼鏡はここまで。

ではクラシック以外のことを次回書いていきます。

 

ではまた後日。

女性の眼鏡①(ドレス編)

 女性の眼鏡選び

女性の眼鏡選びの悩み

今回は、シーラ様から頂いた質問にお答えさせていただきたいと思います。

以下要約です。

シーア様は、遠近両用眼鏡を掛けている女性です。
質問は、

「メガネフレームの形と年齢との関係」

「メガネデザインのオンオフ時の違い」

「女性に似合うものと男性に似合うものの違い」

「仕事の時に威厳を持って見られたい時」

「優しげな人に見せたい時」のデザインの差について知りたい。
またパーティウエアに似合う眼鏡に困っている。本当の意味で「おしゃれ」なもの、気後れせずに付けられるものを探している。

と言った質問です。

このような質問は定期的に女性の方を中心に投げかけられる質問なように思います。
凄く難しい質問のように思います。私も無意識に避けていたような内容のように思います。今回、私の中でも整理したいと思った内容に感じたのでこの質問に対してお答えしたいと思います。
長くなりそうな回なので今回は、パーティシーンの内容を中心にお答えしていきたいと思います。何回かに分けてお答えしたいと思います。

 

何が難しいかというと「女性」だからです。
女性のファッションは周知の通り男性に比べて多様性に富んでいます。
男性のパーティシーンのスタイルは、ほぼスーツスタイルを想定すれば良いのでかなり楽です。クラシックな眼鏡を選べば大体OKでそこから自分の好みを加えれば良いだけです。
(私は男性のモノは簡単と考えていますが、消費者の方には悩みがあるかもしれません。もし分からないところがあったら是非質問をしてください。いつでも受け付けています。返答は遅いかもしれませんが・・・)

 

女性のパーティシーンで使われる眼鏡のジャンル

では女性のパーティシーン・・・
とりあえずどんな眼鏡があるか挙げていきます。
「クラシックな眼鏡」
「デザイン性の高い眼鏡」
「マダム・ジュエリーな眼鏡」

大きく分けるとこんな感じかと思います。

「クラシックな眼鏡」

このジャンルは男性だと王道です。

ただ女性だとこれで全ての方がOKとは行かないように思います。特に40歳~な方には苦手意識を持たれている方が比較的多いように感じます。(恐らくシーラ様も遠近世代ということであればこの世代に入るではないかと思います。)やはり古臭いと思われてしまっているようです。ただ男性と同様にクラシックな眼鏡は、ドレスとの相性は良いです。

クラシックな眼鏡が生まれたのは、1930年代から60年前半頃だと思います。当時のファッションは、知識階級・上流階級の方々のモノだと思います。そしてそのような方々は、公な所に出るときカジュアルな服ではなくドレス色の強い服を着ていると思います。そのような時代に生まれた眼鏡が、ドレス色の強い服に似合う眼鏡であることは当然だと思います。(サングラス等は軍のために作られたものが多くありますが)

眼鏡ファッションの主流はクラッシクなので若い方には抵抗がないかと思います。

 「クラシック眼鏡も多様性がある」

クラシック眼鏡と言っても色々あります。
ただパーティスタイルに合う眼鏡だと若干絞られるかと思います。
男性の方であればパーティであっても落ち着いたもの方が良いと思います。煌びやかさ・派手さと言うよりは「紳士」といった感じのものが良いと思います。

しかし女性のパーティシーンは、華やかさが求められると思います。ただこの華やかさのさじ加減も難しいですよね。ビジネスでのパーティシーンの雰囲気も様々かと思います。業界によって「普通」は違うかと思います。(シーラ様がどの程度雰囲気のパーティかも私の想像になりますが・・・)

恐らくクラシック眼鏡で一番女性らしい眼鏡はフォックス型かと思います。

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実際この写真の方もドレススタイルに合わせていますね。

皆さんもイメージが付きやすいモデルかと思います。

 

ただイメージが定着されたが故に二の足を踏んでしまう眼鏡でもあるかと思います。

フォックス型は、全世界で「PTA会長」「教育ママ」「神経質なヒステリック」な方を演じる時の小道具として使われているように思います。その刷り込みのせいか難易度が高いジャンルになっているように思います。ティアドロップのサングラスのような感じかもしれません。

ただこの眼鏡は、ドレススタイルに凄く合う眼鏡です。

しかしTPOは、相手があって成り立つものだと思います。そのため負のイメージが付いているフォックス型が敬遠されるのも頷けます。ただそのことを知っている方で、敢えてフォックス型を掛ける方も勿論います。ただこの選択が出来る方は、かなりお洒落な方が多いように思います。ファッションに自信のない方は、避けておいた方が無難かもしれません。

 

現実的なフォックス型

もう少し現実的なクラシック眼鏡だとウェリントン型が良いかもしれません。

このジャンルは男性も良く掛けられているかと思います。

 

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ウェリントン

 

ただ今回は女性らしいお洒落なドレススタイルのご紹介です。

折角なので女性らしいものを紹介したいと思います。

前述したフォックス型の要素が入っているモノがお勧めです。

つまり純粋なフォックス型まではいかないが、若干吊り上がっているモデルです。

簡単に言うとウェリントンとフォックスを足して二で割ったようなモデルです。


この手のフォックス風のモデルは、OLIVER GOLDSMITH、DITA、BARTON PERREIRA等がこのジャンルに強いように思います。特にドレスよりのプラスチック枠は、海外ブランドの方が圧倒的に強いと思います。これらの海外ブランドは、シンプルであってもエレガントな要素を必ず持っているのです。日本のブランドだと中々見かけません。

 

エレガントなブランドBARTON PERREIRA

ここでBARTON PERREIRAを例にご紹介していきます。

このブログで詳しく語られていなかったブランドかと思います。

DITAもドレスよりのブランドですが、若干インパクトの強いモデルが多いのが難点です。今回は取り入れやすいBARTON PERREIRAを紹介したいと思います。

 

BARTON PERREIRAとはどんなブランドか? 

http://www.bartonperreira.com/

OLIVER PEOPLESで長年実績を積んできた方々が独立して立ち上げた眼鏡ブランドがBARTON PERREIRAです。
そのため若干似たブランドであります。ただ似て非なるブランドなのです。

OLIVER PEOPLESは、カジュアルな雰囲気があって幅広い層に使いやすいモデルが多いのが特徴ですが、BARTON PERREIRAはエレガント・高級感がありビジネスシーン等で使いやすいデザインが多いのです。そして価格もOLIVER PEOPLESより高額ですし、日本の銀座のような場所に店舗を構えているためアメリカではハイブランドとして認知されています。(OLIVER PEOPLESは、高級ブランドとしては捉えられていません)因みにOLIVER PEOPLESは3万円から4万円が主な価格帯ですが、BARTON PERREIRAは4万円~6万円が主な価格帯です。


では実際にどんなモデルがあり、ドレススタイルに合わせやすいのかを挙げていきたいと思います。
BARTON PERREIRAは、クラシックなモデルをモダンにアレンジするのに秀でたブランドです。またやりすぎない綺麗なカラーリングも特徴です。
古臭くならないのでクラシック眼鏡が苦手な方でも取り入れやすいかと思います。

以下の感じがお勧めかと思います。

(これ以外にもあるのでリンクから見てみてみてください)

 

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http://www.bartonperreira.com/ より

 

三つほどモデルを挙げましたがどれもドレス感が強いモデルです。

他にもドレスに合ったモデルは多くあります。

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こんなOLIVER GOLDSMITH等にもありそうなモデル(少し大きいモデルですが)もドレスに合わせるのも素敵ですが、上の3モデルはより女性らしいモデルです。

実は全てのモデルが若干吊り上がっているモデルなのです。

(三枚目のモノは吊り上がり具合が強いかと思います)

BARTON PERREIRAは上の三本以外にも吊り上がり気味のものがあります。

その程度はご自身のお好みで選んで頂ければと思います。

(吊り上がりの具合が強いとドレス色は強くなります)

フレームカラーも黒でも良いと思いますが、それ以外の綺麗なカラーも素敵なのではないでしょうか?

 

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 https://blackoptical.com/より

モデルの顔が小さいため大きく見えますが、実際はもう少し小さく見えるかと思います。実際もう少し小さく見えるモノの方が使いやすいかと思います。

 

今回パティーシーンに使えるモノをについて書こうと思っていましたが、思いのほか長くなりましたので何回かに分けて書いていこうかと思います。 クラシック眼鏡についてもまだ半分ほどしか掛けていないので。

 

ではまた後日。

 

顔に合った眼鏡(質問を受けて)

 

先日質問を募集しましたが、早速何件か頂きましたのでお答えしたいと思います。
最初に頂いた質問についてお答えします。

 

似合う眼鏡(顔との相性)

匿名様よりの質問

Q、「自分の顔に似合う眼鏡を探すのに困っている」

(質問を要約させていただきます)


「求心顔」+「顔幅が広い」+「エラが張っている」ため、眼鏡選びに迷っている。
求心顔・・・目鼻口のパーツが中心に寄っている。

 

確かに眼鏡選びに迷う顔立ちだと思います。
また一つの問題をセオリー通り考え答えに辿り着くと、

違った問題が発生する事例だと思います。

 

実際匿名様も、
「顔の幅に合わせた(顔幅と同じくらい)のメガネをかけると、目が寄ってみえてしまう」
「両目の位置に合わせたメガネをかけると、顔の左右の余白が目立ってしまう」
といったことを指摘されています。

 

確かにその通りだと思います。

ではここから眼鏡選びのセオリーに則しながら私の見解も述べていきたいと思います。


(私の推測が間違っていて既に匿名様がお勧めのモデルを掛けていたらすみません)

 

「顔の幅に合わせるというセオリー」を疑う

この幅のセオリーは、頻繁に指南本のようなモノに書いてあります。
ただ私はこのセオリーは一度疑った方が良いと思います。

なぜなら幅のセオリーは、モデル(ジャンル)によって大きく異なります。

顔幅と眼鏡幅は同じくらいがの幅にした方が良いというのは、良く見かけます。
ただこのセオリーは、

スクエアなモデルにのみ対応するセオリーなのです。

他のジャンルの眼鏡には当てはまりません。
ボストン型・ラウンド型には当てはまりません!!
ボストン型・ラウンド型で顔幅ほどの大きさの眼鏡を掛けてみてください。
驚くほど大きい眼鏡になります。

そもそもそんなに大きいボストン型・ラウンド型は殆どありません。むしろサングラスで探すと顔幅ほどのモノが見つかりやすくなります。

つまりジャンルによって普通のサイズは異なるのです。

ジャンルで異なる普通サイズ。

(かなり強引な目安になります・・・。またサイズ=レンズサイズです)

スクエア型(ウェリントン)は、52~50。
ボストン型は、46~48。
ラウンド型は、44ぐらい。
といった感じで全く違うのです。

 

普通の顔の大きさ・形の方であれば、この普通のサイズが丁度良いと思います。

勿論大きく掛けたい・小さく掛けたい場合は異なります)

このことを知らない方が思いのほか多いのです。

「52サイズの眼鏡(スクエア)が丁度良いので、ボストン型の52サイズは何処ですか?」

その都度私は説明させていただきますが、これは大きな間違いなのです。
ジャンルが変わるとサイズは、あてにならないのです。
もっとも同じジャンルであってもブランドやモデルが異なると雰囲気・サイズ感は異なってきます。

掛ける前からサイズのみでの眼鏡選びは避けた方が良いかと思います。

 

顔幅セオリーはいつ生まれた?

「顔幅に合わせたほうが良い」というセオリーが通用するのは、スクエア型だけです。
なぜこのようなセオリーが当たり前のように語られるようになったのか。
(私の推測ですが)

眼鏡がファッションの一部として広く語られるようになったのは比較的最近かと思います。ここ20年~15年ぐらいかと。
(もちろんファッションとして捉えている方は、昔からいらっしゃったと思います。あくまで広く認識されるようになったという意味です)

その広まりだした頃に流行っていた眼鏡が、スクエア型だったと記憶しています。そのため眼鏡初心者な方への指南本で、「顔幅=眼鏡幅」という分かりやすいセオリーが生まれたように思います。そのセオリーが、眼鏡の流行に関係なく今も残ってしまっているのです。
今、流行っているのは丸みのあるボストン型・ラウンド型です。その顔幅のセオリーは通用しないのです。

 

A、解決方法①(目の位置について)

ここで匿名様の考察に戻ります。
「顔の幅に合わせた(顔幅と同じくらい)のメガネをかけると、目が寄ってみえてしまう」

この考察は、比較的簡単に解決します。

スクエア型を選ぶのを止める。

幅が狭めのボストン型であれば、眼が寄ってみえるのは避けられるように思います。

もちろんボストン型であっても目は中心に対して内側に来るかと思いますが、スクエア型に比べれば寄り目に見える感じは避けられるはずです。

ただ一つ注意点もあります。
ボストン型・ラウンド型は、レンズ幅が狭い代わりにブリッジ幅は広い傾向にあります。
(ブリッジ幅・・・・レンズとレンズを繋いでいる部分の幅です。)
そのため匿名様は、ブリッジ幅が狭めのモデルを選ぶことをお勧めします。

 

A、解決方法②(顔幅について)

ただこの解説だけでは、匿名様のもう一つの考察についての答えは提示できないと思います。

「両目の位置に合わせたメガネをかけると、顔の左右の余白が目立ってしまう」

では、この悩みについても解説していきます。

上記の解説と重複する点が多いかもしれません。

この悩みもスクエア型を掛けると生じる悩みのように思います。

小さいスクエアを選ぶべきではない

そもそも幅の小さいスクエアフレームが似合う方は、顔の小さい方だと思います。

顔幅のある方が、両目の距離だけを考えるとアンバランスな印象になってしまうのは当然です。また「無理して小さいフレーム掛けている感じ」も綺麗じゃありません。

ボストン・ラウンドを選ぶべき

であれば、元々幅の狭いボストン型・ラウンド型のような眼鏡幅が狭いモデルを選ぶことをお勧めします。

これらのジャンルは、顔幅に対して眼鏡の方が内に入るのが普通です。

ラウンドに至っては、かなり内に入ってきます。そのため顔の左右の余白は、気にする必要はありません。気にする必要がないどころか、余白がないといけないのです。ファッション好きな方で敢えて大きめに掛けたいため顔幅ぐらいのラウンドを掛ける方もいますが、この方が普通ではないのです。

小さく掛ける方が多いジャンルがボストン・ラウンド

あと一度、お洒落な方々の眼鏡を見てみてください。
モデル・俳優等は、純粋に顔が整っているので何を掛けても似合うのであまり参考にならないかと思います。そのためスタイリスト・知識人の方で眼鏡姿が格好良い方を見てみてください。小さめなボストン・ラウンド型を掛けている方は結構います。

中にはセオリーよりもかなり小さい眼鏡を掛けている方もいます。

敢えて大きめに掛ける方がいるように敢えて小さい眼鏡を掛ける方も多いのです。

ただ顔に対して小さい横長スクエアフレームを掛けていて格好良い方は見たことがありません。(私の偏見かもしれませんが)
強引にまとめましたが、この悩みも解決するように思います。


A、解決方法③(エラについて)

最後の悩みの項目が残りました。
確かにこの悩みを持たれる方多いです。実際眼鏡選びがシビアになる項目です。
よくエラを張っている方は、ボストン型は相性が悪いと言われていると気がします。エラが協調されてしまいというのが主因です。
「であればスクエア型が良いのか?」
普通ならそのような考えになるかと思います。
ただここでその結論は出せません。

上の項目で匿名様にスクエアを避けるように提案しているので元も子ありません。

上で解説した要素を踏まえなければいけません。

ではどうすれば良いか?


ボストン型・ラウンド型も色々

カテゴライズした方が何かと便利なので、ボストンが・ウェリントンが・ラウンド型・フォックス方・・・と分類されます。しかし同じジャンルでもモデルによってシェイプは大きく異なります。眼鏡は小さいアイテムのため、雑誌等で同じように見えても掛けると大きく異なるのです。
雑誌の指南本を見て諦めたり、眼鏡屋で一つだけ試して諦めたりするのは勿体ないと思います。匿名様にも似合うモノがあるはずです。

ではどんなボストン型が似合うのか、似合わないのか。
(匿名様の顔を見たことはないので想像で解説していきます)

 

王道ボストンは難しい

王道のボストン型は、逆三角形です。
下の方がすぼまっていきます。この王道モデルは、恐らく難しいです。

(下の画像です。以前紹介したOLIVER PEOPLESです。)

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アレンジされたボストンが良い

どちらかと言うと、下もふっくらしているモデルが良いかと思います。

(以前上げたことのある画像から。他にもあると思いますが)

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少しだけ四角い要素が入ったモデルです。ほんと少しの差にあるかもしれませんが、掛けてみると雰囲気は異なります。もしくはボストンとウェリントンの間のようなモデルも良いかと思います。

ちなみにこのジャンルは現在市場に多くあるので、昔よりは見つけやすくなっているかと思います。

 

番外編

一応ここまでで3点の悩みに対して私なりの回答を書けたと思います。
ただそれだけでは足りないかもしれません。
例えば
「今までよりはましになったけど、まだ気になる」可能性はあります。
恐らく原因は、
「悩んでいる部分がまだ強調されている」
「掛けたことのないジャンルで恥ずかしい…」
といったところだと思います。

強調されていると感じるのであれば、

フレームが細いモノを選ぶのは如何でしょうか?

細いフレームであれば、ラインが強くでません。

結果、気にしている部分を強調してしまうといったことが起きにくいのです。

掛けたことがない為に恥ずかしい場合は、残念ながら特に具体的な解決法はありません。
慣れて頂くしかないと思います。

洋服や髪型なんかもそうですが、ある程度経験を積んでくるとその経験が邪魔をしてしまい本当に似合うモノを見つけにくくなります。
「自分は〇〇が似合うはず、〇〇は似合わないはずだ」と。
アドバイスをするとすれば、お店で眼鏡を試着しているところを写真に残してみてください。鏡で見るより客観的に自分を見られるかもしれません。またその写真を友人知人に見せて感想を貰うのが良いと思います。

以上が私なりの回答になります。
参考になれば幸いです。

ご質問等何なりと。

 

違うアプローチ

あとここまで説明してきたものと全く違う切り口もあります。

インパクトの強い眼鏡を選ぶ」
今まで述べてきた選び方は、極力調和が保てる方法です。
ただ真逆な方法があります。
眼鏡のインパクトを強くするのです。
かなり大きいモノ、かなり厚いモノ、アバンギャルドなデザインモノ。
こんなデザインのモノを選ぶと今まで気になっていた部分も気にならなくなります。

超越した存在なのです。
シンプルなデザインは、1mm1°単位で雰囲気は大きく異なりますが、インパクトの強い眼鏡はそこまで気になりません。
もっとも何でも良いというわけではないので、試着必要がありますが・・・

 

ではまた後日

募集

色々書いてきましたが、最近何を書くべきか迷うことも出てきました 。

ネタに困っているわけではないのですが・・・

 

このブログは、元々エンドユーザーの方に向けたモノです。

読まれている方が知りたいことを今後も書いていきたいと思います。

 

そのためネタを募集します。

今までもコメント欄に質問を頂いた場合、コメント欄で返答をしたりブログで解説したりしてきましたが、改めて募集したいと思います。

 

眼鏡関係で「知りたいこと」「書いてほしいこと」がありましたら是非教えてください。可能な範囲でお答えしたいと思います。

 

私(眼鏡屋)にとっては当たり前で気になっていないこともあるかもしれません。

ただ世間では誤解されていること知られていないことも多々あると思います。

 

もちろん些細なことでも構いません。

眼鏡選びの参考になる情報を提供していきたいと思います。

 

ではまた後日。