眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

顔に合った眼鏡(質問を受けて)

 

先日質問を募集しましたが、早速何件か頂きましたのでお答えしたいと思います。
最初に頂いた質問についてお答えします。

 

似合う眼鏡(顔との相性)

匿名様よりの質問

Q、「自分の顔に似合う眼鏡を探すのに困っている」

(質問を要約させていただきます)


「求心顔」+「顔幅が広い」+「エラが張っている」ため、眼鏡選びに迷っている。
求心顔・・・目鼻口のパーツが中心に寄っている。

 

確かに眼鏡選びに迷う顔立ちだと思います。
また一つの問題をセオリー通り考え答えに辿り着くと、

違った問題が発生する事例だと思います。

 

実際匿名様も、
「顔の幅に合わせた(顔幅と同じくらい)のメガネをかけると、目が寄ってみえてしまう」
「両目の位置に合わせたメガネをかけると、顔の左右の余白が目立ってしまう」
といったことを指摘されています。

 

確かにその通りだと思います。

ではここから眼鏡選びのセオリーに則しながら私の見解も述べていきたいと思います。


(私の推測が間違っていて既に匿名様がお勧めのモデルを掛けていたらすみません)

 

「顔の幅に合わせるというセオリー」を疑う

この幅のセオリーは、頻繁に指南本のようなモノに書いてあります。
ただ私はこのセオリーは一度疑った方が良いと思います。

なぜなら幅のセオリーは、モデル(ジャンル)によって大きく異なります。

顔幅と眼鏡幅は同じくらいがの幅にした方が良いというのは、良く見かけます。
ただこのセオリーは、

スクエアなモデルにのみ対応するセオリーなのです。

他のジャンルの眼鏡には当てはまりません。
ボストン型・ラウンド型には当てはまりません!!
ボストン型・ラウンド型で顔幅ほどの大きさの眼鏡を掛けてみてください。
驚くほど大きい眼鏡になります。

そもそもそんなに大きいボストン型・ラウンド型は殆どありません。むしろサングラスで探すと顔幅ほどのモノが見つかりやすくなります。

つまりジャンルによって普通のサイズは異なるのです。

ジャンルで異なる普通サイズ。

(かなり強引な目安になります・・・。またサイズ=レンズサイズです)

スクエア型(ウェリントン)は、52~50。
ボストン型は、46~48。
ラウンド型は、44ぐらい。
といった感じで全く違うのです。

 

普通の顔の大きさ・形の方であれば、この普通のサイズが丁度良いと思います。

勿論大きく掛けたい・小さく掛けたい場合は異なります)

このことを知らない方が思いのほか多いのです。

「52サイズの眼鏡(スクエア)が丁度良いので、ボストン型の52サイズは何処ですか?」

その都度私は説明させていただきますが、これは大きな間違いなのです。
ジャンルが変わるとサイズは、あてにならないのです。
もっとも同じジャンルであってもブランドやモデルが異なると雰囲気・サイズ感は異なってきます。

掛ける前からサイズのみでの眼鏡選びは避けた方が良いかと思います。

 

顔幅セオリーはいつ生まれた?

「顔幅に合わせたほうが良い」というセオリーが通用するのは、スクエア型だけです。
なぜこのようなセオリーが当たり前のように語られるようになったのか。
(私の推測ですが)

眼鏡がファッションの一部として広く語られるようになったのは比較的最近かと思います。ここ20年~15年ぐらいかと。
(もちろんファッションとして捉えている方は、昔からいらっしゃったと思います。あくまで広く認識されるようになったという意味です)

その広まりだした頃に流行っていた眼鏡が、スクエア型だったと記憶しています。そのため眼鏡初心者な方への指南本で、「顔幅=眼鏡幅」という分かりやすいセオリーが生まれたように思います。そのセオリーが、眼鏡の流行に関係なく今も残ってしまっているのです。
今、流行っているのは丸みのあるボストン型・ラウンド型です。その顔幅のセオリーは通用しないのです。

 

A、解決方法①(目の位置について)

ここで匿名様の考察に戻ります。
「顔の幅に合わせた(顔幅と同じくらい)のメガネをかけると、目が寄ってみえてしまう」

この考察は、比較的簡単に解決します。

スクエア型を選ぶのを止める。

幅が狭めのボストン型であれば、眼が寄ってみえるのは避けられるように思います。

もちろんボストン型であっても目は中心に対して内側に来るかと思いますが、スクエア型に比べれば寄り目に見える感じは避けられるはずです。

ただ一つ注意点もあります。
ボストン型・ラウンド型は、レンズ幅が狭い代わりにブリッジ幅は広い傾向にあります。
(ブリッジ幅・・・・レンズとレンズを繋いでいる部分の幅です。)
そのため匿名様は、ブリッジ幅が狭めのモデルを選ぶことをお勧めします。

 

A、解決方法②(顔幅について)

ただこの解説だけでは、匿名様のもう一つの考察についての答えは提示できないと思います。

「両目の位置に合わせたメガネをかけると、顔の左右の余白が目立ってしまう」

では、この悩みについても解説していきます。

上記の解説と重複する点が多いかもしれません。

この悩みもスクエア型を掛けると生じる悩みのように思います。

小さいスクエアを選ぶべきではない

そもそも幅の小さいスクエアフレームが似合う方は、顔の小さい方だと思います。

顔幅のある方が、両目の距離だけを考えるとアンバランスな印象になってしまうのは当然です。また「無理して小さいフレーム掛けている感じ」も綺麗じゃありません。

ボストン・ラウンドを選ぶべき

であれば、元々幅の狭いボストン型・ラウンド型のような眼鏡幅が狭いモデルを選ぶことをお勧めします。

これらのジャンルは、顔幅に対して眼鏡の方が内に入るのが普通です。

ラウンドに至っては、かなり内に入ってきます。そのため顔の左右の余白は、気にする必要はありません。気にする必要がないどころか、余白がないといけないのです。ファッション好きな方で敢えて大きめに掛けたいため顔幅ぐらいのラウンドを掛ける方もいますが、この方が普通ではないのです。

小さく掛ける方が多いジャンルがボストン・ラウンド

あと一度、お洒落な方々の眼鏡を見てみてください。
モデル・俳優等は、純粋に顔が整っているので何を掛けても似合うのであまり参考にならないかと思います。そのためスタイリスト・知識人の方で眼鏡姿が格好良い方を見てみてください。小さめなボストン・ラウンド型を掛けている方は結構います。

中にはセオリーよりもかなり小さい眼鏡を掛けている方もいます。

敢えて大きめに掛ける方がいるように敢えて小さい眼鏡を掛ける方も多いのです。

ただ顔に対して小さい横長スクエアフレームを掛けていて格好良い方は見たことがありません。(私の偏見かもしれませんが)
強引にまとめましたが、この悩みも解決するように思います。


A、解決方法③(エラについて)

最後の悩みの項目が残りました。
確かにこの悩みを持たれる方多いです。実際眼鏡選びがシビアになる項目です。
よくエラを張っている方は、ボストン型は相性が悪いと言われていると気がします。エラが協調されてしまいというのが主因です。
「であればスクエア型が良いのか?」
普通ならそのような考えになるかと思います。
ただここでその結論は出せません。

上の項目で匿名様にスクエアを避けるように提案しているので元も子ありません。

上で解説した要素を踏まえなければいけません。

ではどうすれば良いか?


ボストン型・ラウンド型も色々

カテゴライズした方が何かと便利なので、ボストンが・ウェリントンが・ラウンド型・フォックス方・・・と分類されます。しかし同じジャンルでもモデルによってシェイプは大きく異なります。眼鏡は小さいアイテムのため、雑誌等で同じように見えても掛けると大きく異なるのです。
雑誌の指南本を見て諦めたり、眼鏡屋で一つだけ試して諦めたりするのは勿体ないと思います。匿名様にも似合うモノがあるはずです。

ではどんなボストン型が似合うのか、似合わないのか。
(匿名様の顔を見たことはないので想像で解説していきます)

 

王道ボストンは難しい

王道のボストン型は、逆三角形です。
下の方がすぼまっていきます。この王道モデルは、恐らく難しいです。

(下の画像です。以前紹介したOLIVER PEOPLESです。)

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アレンジされたボストンが良い

どちらかと言うと、下もふっくらしているモデルが良いかと思います。

(以前上げたことのある画像から。他にもあると思いますが)

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少しだけ四角い要素が入ったモデルです。ほんと少しの差にあるかもしれませんが、掛けてみると雰囲気は異なります。もしくはボストンとウェリントンの間のようなモデルも良いかと思います。

ちなみにこのジャンルは現在市場に多くあるので、昔よりは見つけやすくなっているかと思います。

 

番外編

一応ここまでで3点の悩みに対して私なりの回答を書けたと思います。
ただそれだけでは足りないかもしれません。
例えば
「今までよりはましになったけど、まだ気になる」可能性はあります。
恐らく原因は、
「悩んでいる部分がまだ強調されている」
「掛けたことのないジャンルで恥ずかしい…」
といったところだと思います。

強調されていると感じるのであれば、

フレームが細いモノを選ぶのは如何でしょうか?

細いフレームであれば、ラインが強くでません。

結果、気にしている部分を強調してしまうといったことが起きにくいのです。

掛けたことがない為に恥ずかしい場合は、残念ながら特に具体的な解決法はありません。
慣れて頂くしかないと思います。

洋服や髪型なんかもそうですが、ある程度経験を積んでくるとその経験が邪魔をしてしまい本当に似合うモノを見つけにくくなります。
「自分は〇〇が似合うはず、〇〇は似合わないはずだ」と。
アドバイスをするとすれば、お店で眼鏡を試着しているところを写真に残してみてください。鏡で見るより客観的に自分を見られるかもしれません。またその写真を友人知人に見せて感想を貰うのが良いと思います。

以上が私なりの回答になります。
参考になれば幸いです。

ご質問等何なりと。

 

違うアプローチ

あとここまで説明してきたものと全く違う切り口もあります。

インパクトの強い眼鏡を選ぶ」
今まで述べてきた選び方は、極力調和が保てる方法です。
ただ真逆な方法があります。
眼鏡のインパクトを強くするのです。
かなり大きいモノ、かなり厚いモノ、アバンギャルドなデザインモノ。
こんなデザインのモノを選ぶと今まで気になっていた部分も気にならなくなります。

超越した存在なのです。
シンプルなデザインは、1mm1°単位で雰囲気は大きく異なりますが、インパクトの強い眼鏡はそこまで気になりません。
もっとも何でも良いというわけではないので、試着必要がありますが・・・

 

ではまた後日