眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

お勧め海外ブランド(MYKITA)

 

今回もお勧め海外ブランドを紹介していきます。

 

今回は、シートメタルで有名なMYKITA(マイキータ)です。

このブログでも何度か名前が出てきたブランドですが、

詳細については書いたことがなかったかと思います。

 

LINDBERGの素晴らしさを紹介した時、MYKITAにネガティヴな評価を書きました。

①高品質な良い眼鏡(LINDBERG) - 眼鏡のある生活

実際書いたことに間違いはありません。

MYKITAの弱点(LINDBERGより劣っている点)は、「丈夫さ」と「カラー強度」の弱さになります。

ただLINDBERGの品質は、top of topです。

そのため殆どのブランドがLINDBERG より劣るため、「シートメタル眼鏡」で「強度」を第一に求めている方でなければ、気にする必要はないかと思います。

 

では話を始めていきます。

 

ファッション界の雄

MYKITA

 

MYKITAとは

MYKITA - DESIGNER GLASSES & SUNGLASSES

 

ではMYKITAのお勧めポイントを紹介していきます。

 

このブログで紹介しているお勧めブランドは、

独自性があり格好良いブランドのみお勧めしています。

MYKITAのどこが独自性があり格好良いのかから書いていきます。

 

MYKITAのお勧めポイント 

MYKITAだけが持つファション性

 

眼鏡を少しだけ詳しい方であれば、

シートメタルというジャンルに属する眼鏡ブランドを幾つか思い出すかと思います。

 

そしてこう思うかも知れません。

「全部似てる」

「特にic!berlinmykitaは似ている」

と思う方は実際に多いです。

ただファッション好きな方・センスのある方には、全く違うものと捉えています。

 

では何処が違うのか?

 

MYKITAは、

「ファッション性に優れ、美しいデザイン、モード感溢れるブランド」

と言って良いと思います。

 

他のシートメタルには、このようなブランドはありません。

そのためMYKITAは、機能面を語る前にデザインを語るべきブランドなのです。

それこそシートメタルに限らず全ての眼鏡ブランドと比較しても、ファッション性の高さを評価されているのです。

 

私は、ファッションデザインを専門で勉強してきたわけではないので、文章でデザインの良さを伝えることが難しいのですが、簡単に書いていきます。

 

美意識の高さが支えるファッション性

MYKITAは、シンプルで薄いステンレスを使い眼鏡を作ります。ものすごくミニマムな表現方法を取っています。

何故、シンプルな眼鏡が世界のファッション関係者、ファショニスタに愛されているのか?

 

レンズ・フレームの形、角度、大きさ。

このデザインの根幹に対して強い拘りがあるのです。当たり前のようなことですが。

1㎜にも満たない差をマイキータは追求しています。他のブランドのデザイナーもこだわっていると言うかも知れませんが、結果(眼鏡)から感じることは出来ません。マイキータほど美しい線は、描けていないのです。

 

私の見解だけでは説得力がないので、客観的な事実を。

MYKITAのデザインはファッションブランドとのコラボを多く行っています。

Maison margiela

Bernhard willhelm

Damir doma

Moncler

・・・・

有力なモードブランドとのコラボが多いのです。

このブランドのデザイン力、表現力が評価された証拠と言って良いのではないでしょうか。

コラボしたモデルはどれも個性的で美しく、業界内ではいつも話題・評判を呼びます。

 

MYKITAのデザインを見ていると感じること。

シートメタルを使うブランドは掛け心地等を追求した結果、シートメタルという構造にたどり着いたように思います。

MYKITAの場合は、自分たちのデザインを具現化するために一番適した方法がシートメタルであったように思います。

 

どう言う事かというと、シートメタルは「溶接をしない」「ステンレスシートをレザーでくり抜く」作り方になります。

その結果、広く知られていますがシートメタルの眼鏡は軽く仕上げることができます。

そしてもう一つの良さは、レンズシェイプを自由に形作ることができるのです

普通のメタルフレームはレンズが角ばっているモデルであっても、若干丸みを持たせています。

何故なら鋭角にし過ぎてしまうとリムが折れてしまいます。

その点シートメタルは、鋭角に形作っても折れることはありません。

 

またフレームを細く作りすぎると溶接する箇所が無くなるため、眼鏡として作ることができません。

シートメタルの場合、溶接する必要がないため極限まで細くすることが可能になります。

このシートメタルという構造が眼鏡デザインの可能性を大きく広げたと言って良いと思います。

丈夫さの追求だけで終わらせるにはもったいない作り方なのです。

 

ただMYKITAにも作れないデザインがあります。

それは立体的・奥行のあるデザインです。

平面的な素材を使うため恐らくMYKITAには作れません。

ただMYKITAには恐らく必要のないデザインなのだと思います。

MYKITAが美しい形と思う形に、立体的な形は入っていないからです。

MYKITAの眼鏡・サングラスを見ているとそう思わせてくれます。

MYKITAは平面的なモノに美しさを求めているのであると。

 

もっとも立体的なデザインに拘る眼鏡ブランドは、ファッション的にダサいブランドが多いのも事実です。またそのようなブランド(デザイナー)は、美しい画が描けないので子供だましの形に逃げるのではないかと思います。また平面的な美しさの差異を感じることが出来ないのだと思います。前述の「MYKITAic!berlinって殆ど同じじゃない?」という方がいると書きました。実はこう思っている方は、エンドユーザーだけではありません。

驚くことに眼鏡関係者の中にもいるのです。

日本の眼鏡業界はファッション的に大変遅れをとっていることを如実に物語っています。その程度の感性しか持ち合わせていない人間にMYKITAの本当の格好良さはわからないのでしょう。

MYKITAIC!を同列に語る販売員がいましたら、その販売員のファッション感を疑った方が良いかと思います。

 

ファッションの可能性を広げてくれる

 

MYKITAは本当にシンプルな作りをしていますが、美しいデザインのおかげで着こなしに取り入れると効果は絶大です。印象ががらりと変わります。

こんな取り入れ方が面白い。

モードな服装が好きな方は、ドンピシャではまっていきます。デザイン、カラーを上手く取り入れていけばスタイルの格上げの役に立ちます。

 

モードなブランドですが、カジュアル・ドレス・ヴィンテージスタイルに取り入れるのも効果的です。

 

例えばカジュアルの場合。

Tシャツ一枚、スウェット一枚にGパン・短パンと言った限りなくカジュアルなスタイルにMYKITAを取り入れると一気にアーバンな洗練されたスタイルに昇華します。そして軽い掛け心地も良いので掛ける方もついつい掛けたくなる楽さも持ち合わせています。

ドレスの場合 

 ドレスの場合なら思い切ってツーブリッジの眼鏡なんかを合わせるのも良いかと思います。ツーブリッジは最旬な形です。クラシックブランドのツーブリッジは、結構ハードルが高いですが、MYKITAのツーブリッジは洗練された雰囲気が誰でも出ます。

 

ヴィンテージスタイルの場合 

ヴィンテージタイルに取り入れるのも面白いです。

こてこてのヴィンテージが好きな方は、ヴィンテージを取り入れれば良いかと思います。

ただヴィンテージ風のスタイルにアクセント(外し)の要素に取り入れるのもお勧めです。普段掛けている(掛けたい)クラシックな眼鏡があるのであれば、それと同じジャンルのMYKITAを掛けてみてください一気にファッショニスタの趣を醸し出します。

 

大変雰囲気のあるブランドなのでサングラス・眼鏡という小さいパーツですが、スタイルの雰囲気を変えてくれます。

皆さんTRYしてみてください!!

 

ではまた後日