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眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

ファッションと眼鏡(続レイバンの真実)

レイバンRAY-BAN)に対して予想より反響が大きかったのでもう少し書きたいと思います。

 

 

【過剰評価のRAY-BAN

「なぜ良いモノに見えるのか」

レイバンの評価が低いと言いますが、では何故こんなにも雑誌に出ているの?」
または、「なぜ国内外の有名人が沢山掛けているの?」と思う方も多いかと思います。

そもそも評価が高いから雑誌に載る・有名人が掛けるという論理を一度捨ててください。

 

以前のブログでも書いているので重複する点が多いかと思いますが、整理しつつ今回のケースに当てはまるように書いていきます。

 

雑誌に出る理由

雑誌に出るには、商品のクオリティよりも重要なものがあります。

一言で言うとです。
殆どの雑誌は、広告で成り立っています。

時々、「年間購読をすれば半額で自宅へお届け」という雑誌を見ることがあります。雑誌を売って利益を上げるという雑誌の本質を否定するかのようなサービスです。通常800円の雑誌を400円で売り、さらに送料が100円程度かかることを考えると、雑誌を売って利益を上げていると考えられません。
ではどう利益を上げるか?

それは広告料です

広告を獲得するためには、部数が必要です。部数が少なければ、広告を載せる意味がありません。そのため部数を上げるために、年間購読半額サービスなるものが生まれたのです。その証拠に人気のある雑誌等では半額サービスなるものを見たことがありません。

 

広告収入の比重を過剰にする問題があります。

広告を載せる企業は、広告を載せるだけでは満足しません。

自分たちに何かしらの利益を少なからず求めます。よくあるのが客観的な記事に見えるように書かれた広告記事です。注視しなくても分かることが殆どです。また広告主が露骨な要求をしなかったとしても、ある程度雑誌の構成に影響は与えているはずです。

少し前のNHKの朝ドラにもありましたが、広告を載せないことを理念として雑誌を作っていた話がありましたが、あのような事態が起こり得るのです。

(もちろん全てが広告主主導ではありません。結果的に広告主の利益になるものを書くことはあるかと思います。そもそも雑誌にマッチしたブランドが、広告を載せているので必然的に広告主の商品を褒めると言うことはあるかと思います。)

 

レイバンが再脚光を浴びた時期」と「ルックスオティカ社がレイバンを買収した時期」は、ちょうど重なります。ルックスオティカ社の会社規模から考えると容易にこの時期の重なりの理由は想像できます。昔からあった老舗ブランドが急に再脚光浴びている時点で、何かしらの仕掛けがあった証拠です。

    *ルックスオティカ社・・・世界最大の眼鏡会社

ブランド価値が下がっていたレイバンを、復活させ(規模として)成長させたルックスオティカの凄さも思い知らせるケースです。

 

有名人が掛けている理由

次に、「有名人が掛けているから良いブランド」というのも最もらしく聞こえますが、良いブランドとしての根拠としては脆弱です。

有名人が「ファッション感度が高い」「目利き」そして「おしゃれな」なのか?
もちろんそう言った有名人も多いかと思います。そもそも有名人って、「ミュージシャン」「俳優」「タレント」「ジャーナリスト」「政治家」「スポーツ選手」・・・いろんなジャンルがあります。「ファッション」から有名になった「有名人」の方が少ないかと思います。

ファッションで評価された方でないのに、有名人が掛けているから良いものだと考えるのがおかしいのです。

確かに有名人が掛けているレイバンは、格好良いです。ただ格好良いのは当たり前です。なぜなら掛けている本人が格好良いからです。

中には「有名人に選ばれたのだから、価値あるものなのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
確かに有名人が選んでいる場合も多々あったと思います。

レイバンを掛けていた有名人といえばボブ・ディラン真っ先に思い浮かぶ人も多いかと思います。恐らく彼は自分の意志でレイバンを選んだかと思います。ただ彼が選んだレイバンは古き良きボシュロム社(アメリカ製)のレイバンです。

*昔のレイバンは、ボシュロム社(アメリカ製)。今のレイバンは、ルックスオティカ社(中国・イタリア製)で品質もデザインも別物と考えてください。

あと映画で使われたというケースも多々あります。ただ時代背景が「アメリカ」「軍モノ」「~80年代」と言った題材にした場合、レイバンを使われることは多いのです。レイバンは、サングラスの王様です。当時の時代背景にあったものを使うとなるとレイバンという小道具は大変有効なのです。出演俳優が選んだのではなく監督・スタイリストが選んだと考えるのが普通です。そのため21世紀になってレイバンが使われているとしたら、ボシュロム社のレイバンの影響を受けた人が選んだと言って良いかと思います。

 

そして有名人は自分でサングラス(洋服)を選んでいるのか?というところも考えてください。有名人がサングラス(洋服)をどう選んでいるのか。

最近テレビ等で、有名人の私服チェックなるコーナーを見ることがありませんか?わざわざ私服をチェックすると言うことは、普段私服を見ないからです。と言うことは、普段の目にする服装は衣装と言うことです。(当たり前過ぎて申し訳ございません)
では衣装は誰が選ぶのか?
スタイリストです。
スタイリストが、その人にあったもの選択しています。

ただスタイリストは、どのように選んでいるのかが問題です。
本当に良質なものを有名人に掛けてもらいたいと思って選んでいません。視聴者受け等を考えた選択をする筈です。もしボシュロム社のレイバンが良いことを知っていても衣装としてボシュロム社のものを選択するには勇気が入ります。ボシュロム社のものは高価ですし、貴重です。眼鏡・サングラスをフィーチャーした企画でないかぎり勿体無くて使えません。

人気があって知名度があり、アメカジ・マニッシュにしたいときの便利で手軽なツールがレイバン(ルックスオティカ社)なのです。

 

またルックスオティカが買収した後、ルックスオティカ社は日本のスタイリストにレイバンを無料で配ったと聞いたことがあります。うまいやり方です。手っ取り早く露出を増やすには持ってこいの手法かと思います。
そしてロゴが前面に出ているレイバンは一気に注目され、認知されたのです。(ボシュロム社のレイバンは、ロゴが前面に出ていません。)

 

話は若干それますが、有名ブランドがサングラスに力を入れているには理由があります。

サングラスは顔の真ん中に位置します。有名人は、顔を中心にメディアに撮られます。そのため有名人がブランドロゴがあるサングラスを掛けると、効率的にブランドを広めることが出来るのです。

 

最後に、レイバンを買うべき人はこんな人


・ミーハーな方(流行りモノが好きな方)
・ブランド(ロゴ)ものが好きな方
・冒険はせず、ある程度おしゃれに見えるものが欲しい方
・アメカジが好きだが、ヴィンテージは値段が高いから避けたい方
・手ごろな価格でアメリカンの雰囲気を出したい方
・旅行だけ、ワンシーズンだけ使えれば良いと考えている方

こんな感じの方々にはお勧めです。ちょっとネガティブな書き方をしましたが、この複数当てはまる方は大変多いかと思います。沢山いるのでここまで人気があるのだと思います。
                                                 

逆に上の項目に当てはまらない方は、こんな方々かと思います。
・本物志向な方
・品質が優れているブランドが欲しい方
・やはり古き良きアメリカ製のものが欲しい方
・長い間使いたい・普遍的なモノが欲しい方

・本当の意味でのファッション二スタの方
こんな方には今のレイバンはお勧めできません。ただ勧めることもないかもしれません。このような方は、すでに今のレイバンは昔のものと大きく違うことを知っていると思うので。