眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

ファッションと眼鏡(ブランド編①)

そもそもファッション性の高い眼鏡とは?

ここのスタート地点を間違えると答えもあらぬ方向に着地してしまうので整理してから話させて頂きます。
もちろん私の主観を元にお話を進めていきます。

 

高いファッション性というとパリ・ミラノ・ニューヨークなどのモードの世界を想像する方も多いかと思います。ただその世界のお話をしてもあまり意味がないように感じます。もし知りたいのであればインターネット等ですぐ確認がとれます。またモード≒奇抜なサングラス(眼鏡)が多いので、実際に掛けるには現実的でないことも多いです。その世界の眼鏡を語っても参考になる方は少ないかと思います。

 

ここではファッション性の高い眼鏡≒おしゃれな眼鏡という観点からお話をしていきます(もちろん実際に使いやすいモードな眼鏡もあるのでその要素も入れたいと思います)。実際に取り入れやすいものを中心に。

 

ではおしゃれな眼鏡をどう探すか?

雑誌媒体に露出されるとそれが良いものだと思っている方が多いように思います。特におしゃれではない方に限って・・・

雑誌の情報≠良い眼鏡の情報
雑誌に掲載されると、おしゃれな眼鏡・ファッション性が高いように感じます。ただ感じるのは当たり前で、雑誌は読者に良いものだと思わせるように記事を書いているからです。それがファッション誌の仕事です。そのため雑誌等による刷り込みによって、おしゃれだと感じてしまうのです。これはファッションアイテムの殆どが同様かと思います。ブランド・ショップ等が仕掛けたい・売っていきたい商品が、良いものと思わせる情報を雑誌を通して宣伝されているのです。雑誌とショップは、持ちつ持たれつの関係です。売れるもの・金になりそうなものを頑張って売ろうと必死です。
雑誌に出てくる眼鏡は、かなりの割合で大人の事情です。格好が良いからではなく載せなければいけない大人の事情が高いです。
またはクリエイティブな観点から勧めるというよりは、読者の受けが良いかどうかが重要です。つまりは恰好良いものを広めたいのではなく「部数を伸ばしたい」「もしくは広告を獲得したい」という商業的な理由であることが殆どです。

 

雑誌が売れなくなったと言われますが、依然と雑誌・ネットの情報は絶大です。鵜呑みに信じている方は本当に多いです。それを知っている(信じている)小売店・ブランドは、高い金を払って広告を載せるのです。
その結果、実際は評価が低いものが良いもののように紹介され、良いもののように思わせ販売しているのです。


本当にファッション性が高く、本当におしゃれな眼鏡に共通することがあります。

それはオリジナルなデザインか?

そこに尽きると思います。

もちろんオリジナルでかつ恰好良くなければいけませんので、奇をてらうだけの眼鏡はこの項目では扱いません。(中には眼鏡が一番目立つのがコンセプトのブランドもあります)

詳しくない方は、「オリジナルって?」と思うかもしれません。
「雑誌に載っている眼鏡」や「有名眼鏡店で扱われている眼鏡」は、オリジナルデザインの眼鏡だと思っている方が多いかと思います。実は立派だと思われている眼鏡が、オリジナルデザインでないことが多いのです。

オリジナルデザインではない=つまり「パクリ」なのです。

「パクリ」というと中国製、量販店(スリープライス)等を想像する方が多いかと思います。
個人的には中国製・量販店等のパクリの方が、まだマシだと感じています。(ロゴを偽造するとかは、もちろん許されませんが)
なぜなら消費者の殆どが、安いものはデザイン等をパクり・品質も良くないと知っているからです。また中国製は自分たちが「オリジナルデザイン!」と声高に叫びません。そのため安価な眼鏡は、良質な眼鏡市場を犯していないとも言えます。(中には騙される方もいるかもしれませんが)

 

一番たちが悪いのは、2万円以上するブランドがパクリで成り立っているケースです。ある程度の値段が付けられている上に、それなりの店舗で販売されているためパクリだと思う方は少ないと思います。またそれらのブランドの中には、PRが上手かったり雑誌等に出ていたりするため良いもの(オリジナルなもの)に見えます。ただ立派なブランドではない可能性があることを知っておいてください。これら一部のPRに力を入れているブランドは、雑誌等を使い自分たちの眼鏡がオリジナルであるかのように訴えかけてきます。雑誌だけを見て判断している方は、恐らく騙されてしまうかと思います。

ではどうすれば騙されないか。

〈海外ブランド〉

日本に入ってきている海外ブランド(アパレルブランドは除く)は、総じてオリジナリティが高いです。オリジナリティが高く格好良いブランドでないと、日本のバイヤーも仕入れません。わざわざお金と時間を掛けて日本で売り込む意味がありません。海外ブランドも自国で成功できなければ、海外に進出する体力がないかと思います。

 〈日本ブランド〉

問題が多いのは日本ブランドです。
日本ブランドが海外の人気ブランド(もちろん日本の人気実力ブランド)をパクっています。もしくはお互いがパクリあっています。

 

この日本ブランドの問題点を中心に今後話を進めていきます。

ではまた後日。