眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

①高品質な良い眼鏡(その五)

海外製の高品質眼鏡

 

「日本製が一番で、海外はそれ以下」とは限りません。

肩透かしのようで申し訳ございません。

先ほどまで海外製眼鏡の質を酷評してきましたが、全てが悪いわけではありません。

日本製にも劣らない丈夫な眼鏡はあります。

 

目次

【主なブランド】

具体的なブランドは、LINDBERG、IC!BERLIN、silhouette、MAYKITA、Markus T等です。これ以外にもあるかと思いますが有名どころはこのぐらいです。

LINDBERGlindberg.com

〈ic!berlin〉ic! berlin - screwless eyewear

〈silhouette〉シルエットめがね

MYKITAMYKITA - DESIGNER GLASSES & SUNGLASSES

 

 

結構有名なブランドなのでご存知の方も多いかと思います。私もいくつか所有していますが、本当に丈夫な眼鏡です。日本製以上の強度を備えています。そしてなんと言っても軽いです。見た目からもお分かり頂けるかと思います。

 

【なぜ海外ブランドなのに丈夫で品質が高いのか】

 

昔ながらの眼鏡は、日本が一番と申し上げました。

日本の眼鏡は、日本人らしい丁寧さと技術力によって作られています。結果品質の高い眼鏡が作られています。

上記海外ブランドは、発明と言っていい革新的な構造により高品質な眼鏡を作り上げました。また新しい構造とは、現在の技術だから作ることができた眼鏡でもあります。

そしてその革新的な構造は、強度、柔軟さ、軽量と全てに秀でたメガネとなっています。

 

何が革新的なのかと言うと、「溶接無し」「ネジ無し」の2点です。
この二点は、最近よく目にする構造のためご存知の方も多いかと思います。どんなものなのかを整理したいと思います。

 

「溶接をする眼鏡」と「溶接をしない眼鏡」

通常、眼鏡はパーツとパーツを溶接して作られます。
眼鏡を見て頂ければ、溶接箇所を確認できると思います。この溶接技術が、日本製が飛びぬけて質が素晴らしいです。前回も触れましたが丈夫に(そして綺麗に)溶接されているため、長く愛用できる眼鏡になっています。
では、溶接をしない眼鏡とは。その名の通りパーツの溶接をせずに眼鏡を形成しています。初めて見た方は、驚きの構造をしているかと思います。この革新的な構造は様々な利点を生み出しています。

 

溶接をしない眼鏡の利点
「眼鏡が壊れる場所はどこか?」

眼鏡が壊れる箇所は、だいたい決まっています。

壊れる箇所で一番多いのは、溶接箇所です。パーツが途中で折れることよりパーツとパーツの接着箇所が取れてしまうことの方が圧倒的に多いのです。

 

その溶接がないということは弱い箇所が存在しないということになります。

そのため溶接をしていない眼鏡は、大変強いのです。よく上記のブランドを触ると細く薄く作られているために不安がられる方がいます。しかしこの細さは心配する必要はありません。特に上の2ブランド(LINDBERG、ic!berlin)は、折れなくて有名です。右の針金状の細さも驚くほど丈夫なのです。もっと言うと、折ろうとしても中々折れません!!

 

そもそも「折れる」という問題が多発するのであれば、ブランドも若干太くするはずです。しかし薄く細いままでも問題がないため、この太さを長年続けています。

 

寧ろ太くすると弊害が生まれます。

弊害というのは、重くなるからではありません。(少し太くしても軽さは損なわれません。というのも元々が凄く軽いから少し太くしても軽さは損なわれません)

弊害というのは、太くすることによって金属の柔軟性が低下してしまうことです。低下することによってフレームが力を逃がすことができません。力を逃せない結果、レンズに力が伝わりレンズの破損に繋がります。またフレームが歪みやすくなってしまいます。

軽くするためだけに細くしたのではなく、丈夫さ今後のことも考えられた太さなのです。

 

 

「ネジ無しの利点」

溶接をしないことによって、もう一つの利点「ネジ無し」が可能になります。

ネジを付ける眼鏡は、ネジを入れるためにネジを抑える(受ける)ためのパーツが必要になります。そのパーツは溶接をし付ける必要があります。そして溶接箇所が増えると破損可能性が高くなるのです。

溶接しないブランドは、このネジを使用しないために構造を生み出した言えます。なぜならどのブランドも、通常ネジを使用していた箇所が革新的な構造に進化していることが多いのです。ネジを使用しないことによって、柔軟性が格段に増しています。

あと当たり前のことですが、ネジがないことによってネジが緩みネジが抜け落ちるこちがありません。

 

今回挙げたブランドによっても差がありますので、次回からはブランド別に良い点悪い点を話ていきたいと思います。

 

では、また後日。