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眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

①高品質な良い眼鏡(その三)

 

そもそも眼鏡の高品質とは何か?

 

ただその前に勘違いしている方が多い点がありますので整理しておきます。

 

目次

 高品質=掛け心地が良いと勘違いしている方がいます。

 高品質=掛け心地が良いと言うのは、半分正解と言った感じです。

 

高品質なブランドでなくても掛け心地は良くなります。

掛け心地が悪いのは眼鏡のせいではなく、眼鏡販売員の腕が悪いのです。掛け心地が良いか悪いかは販売員の力量に大きく関わってきます。高品質なモノを置いてある眼鏡店は、販売員の技術力が高いことが多いため掛け心地が良いのです。

(もちろん海外ブランドの一部に調整しても掛け心地が悪いものはあるので注意を。このことも後日説明します)

  

眼鏡は靴と違います。

販売員の力量で掛け心地は、大きな差が生まれます。

どちらかと言うと、仕立て屋さんのような感じです。

もし眼鏡の掛け心地は、店頭に置いてある状態の掛け心地で決まると思いこんでいる方がいましたら、良い眼鏡を掛けているかもしれませんが良い眼鏡屋を利用していないのだと思います。

「高品質=掛け心地が良い」は、言葉足らずで「高品質=掛け心地が良い状態を保ち続ける」と言うのが正しく。また「高品質=歪んでも元の状態に戻せる」のが高品質な眼鏡なのです。(調整できるブランド、歪みを直せるブランドについても後日)

 

 

凄いが初心者向けの999.9

日本のブランドに999.9というブランドがあります。

ご存知の方も多いかと思います。日本を代表するブランドの一つです。

このブランドは「掛け心地が良い」とよく言われます。間違いではないかもしれません(実際にそう感じている方がいるので)。ただこれも言葉足らずで「調整をしなくても掛け心地が良い」と言うのが正しいです。

そもそも999.9は「店頭に置いてある状態で掛け心地が良いように」と言うのが一つのコンセプトにあります。

創業者の方(今はブランドから離れています)は、実際に店頭で掛け心地が良い眼鏡が売れている事実に気が付きました。

 

眼鏡店にとって眼鏡は、調整することを前提にしていたため、未調整の状態で掛け心地が悪くてもそこまで気にしていませんでした(恐らく今でも)

 

ズボンを買うとき、

殆どの人が裾直しを前提に考えズボンを選択すると思います。そのため、店頭のズボンは長めに設定されているかと思います。これは裾を直せることを知っているから問題がありません。長いから購入をやめるということはしないかと思います。

仮に裾直しができると大半の人が知らないならそうはいきません。皆自分の長さに極力合うものを探すはずです。そしてブランドも日本人の平均値を取り平均的な合いそうなサイズにしていると思います。

 

眼鏡は残念ながら調整をできることを知らない人が多いです(もしくは知っていても低いレベルの調整技術しか知らない)

 

その事実に気付いた創業者は、999.9設立にあたって重視した部分が「未調整でも掛け心地が良い」という部分だったのです。このことは、雑誌のインタビューで本人が実際に語っています。

この戦略がはまり今の999.9を作ったと言っても過言ではありません。

 

999.9は革新的と言っていい切り口で始まったブランドなのです。999.9は良さは、未調整の状態で7割合っていることです。ただ独特なパーツを使っているため、調整をしっかり行っても100点な掛け心地にはならないことが多い眼鏡です。実際、眼鏡屋が見れば「何故これ?」(使っている理由はわかるけど…)「これじゃ100点にはならないな」ってパーツを使っています。

 

そのせいか

私の経験上、眼鏡販売員自身が実際に掛けていることは少ないです。本当に掛け心地が良ければ販売員もかけます。特に年配の販売員やファッションに興味ない販売員はかけているはずです。ただかけている販売員は殆ど見たことがありません。

もっと言うと999.9の眼鏡を掛けてるのが恥ずかしい気持ちにもなります。

 

 また昔から眼鏡を掛けている人(特に眼鏡にお金を掛けれる方)の支持は低いように感じます。なぜなら昔からちゃんと調整をしてもらっているため、100点の調整を知っている。そのため自分が見た目で気に入った眼鏡を選んで良いことを知っているのです。

ただ富裕層のかたでも40歳を超えて眼鏡を掛け出した方には、999.9ファンの方は多いように感じます。経験値がないため雑誌の情報・店頭での掛け心地に惹かれるのでしょう。ただそのような方でも眼鏡のことを知り経験値を上げると他ブランドに流れるケースを良く見受けられます。実際、私の顧客様でも数多くいらっしゃいます。

 

下記の流れに感じです。

 

客「999.9の眼鏡ある?」

私「無いですが、何故?」

客「掛け心地が良いから!」

私「他のブランドでも掛け心地良くなりますよ」

客「えっ!?

   本当だ。これなら999.9じゃなくて良いや。」

(もちろんもっと段階は踏んでますがこんな感じです)

 

こんなやりとりは良くあります。多分どの店舗であるのではないかと思います。

 

もちろん999.9の未調整の状態で7割合うというのは凄いことです。その構造を見つけたことは、大変素晴らしいことかと思います。

今までの既成概念を打ち破ったアプローチ

 

 

まとめ

 

話は少々ずれましたが、私が言いたいのは、眼鏡は調整をする前提で作られているということです。一から作るわけではありませんが、仕立て屋さんのような技術が必要なのです。店頭の眼鏡を掛けて掛け心地が悪いと言っているのは、仕立て屋さんで洋服のサンプルを着てサイズが合っていないと文句を言っているようなものなのです。サイズを測り丁寧な調整で仕立てていくのが眼鏡屋の役割なのです。

もっとも情報・技術を提供できている眼鏡屋が少ないため、誤った状態になっているのかもしれません。

 

中には掛け心地を直せない眼鏡もあります。

 

そのことはまた後日。