眼鏡のある生活

素敵な眼鏡ライフを送るためのブログです。

①高品質な良い眼鏡(その一)

 

まずこの項目から。

 第一に思い浮かぶ大事な項目かと思います。

「高品質な眼鏡」を細分化し説明していきます。

(長くなりそうなので何回かに分けて投稿します)

 

 その一 「丈夫な眼鏡」

簡単に言うと壊れない眼鏡といっていいかもしれません。

(因みに丈夫ではないが良いメガネもあります。「そんなのあるの?」と思うかもしれませんが実際にあります。良いジャンルが違うのです。このことは別の機会で)

 

品質が良く丈夫なメガネ。

ではどう見極めるか。


これは大変です。

 

 大体のものは、プロが見ればすぐわかります。

(粗悪品なら少し詳しい方なら見分けられます)

 

ただプロでも気付けない微妙なクオリティのものもあります。

それこそ店で取り扱いをしてから気付くこともあります。

そんなメガネの質を見極めるのに、素人の方にはほぼ不可能です。

 

なので目利きでなくても見極められるポイントをお教えします。

(経験などによって培うことができる目利きポイントではなく、素人の方でも参考にしやすいポイントに絞りたいと思います)

 

 

1、日本製の眼鏡

 

日本製=高品質。

ほぼ正解かと思います。

これだけでは、ここで書く意味もないのでここからがPOINTです。

 

日本製でも注意したほうが良いPOINT

 低価格なもの。

最近、低価格な店・ブランドでも日本製=高品質を売りにしています。

皆さん本当に高品質だと思いますか?

全てが高品質な訳がありません。

 

そもそも国産で2万円を切る眼鏡は少し疑った方がよい

企業努力で抑えているというブランドもあるかと思いますが、殆どはどこかをケチっています。つまり妥協をしているか、下請けをたたいてコストを安くしている可能性があります。そのような企業風土を持つメーカーと良いものを作ろうという理念は水と油です。

 

広告等にお金を掛けず、安く良いものを作るブランドはあります。

ただ良いものを作ろうとしたとき、ケチられない部分が絶対にあります。その結果、2万円は超えてしまう現実があります。

 確かに企業努力により価格はある程度抑えることは可能です。ただ企業努力云々と言っている企業ほど広告にお金を掛けていたりします…「作る」過程に力を向けているとは思えません。

 

*注意

2万円と設定しましたが、2万円を切っても良い眼鏡はあります。

「ただ条件として約10年以上前から作られているもの」

なぜ10年かというと、眼鏡は10年ぐらい前から値上り続けてます。その安かった時代から作り続けている眼鏡は、安いことが多々あります。もし今、新作としてリリースされたら二万円を超えるような商品なのです。日本企業(特に小さいメーカー)は良心的なのか、そのような10年前の商品を値上げすることも少ないです。

ただ10年前の商品なのでデザインが・・・古いです。その古いデザインが好きな方にはお勧めです。

 

2、高品質な眼鏡は、どの眼鏡店が扱っているか?

 「高品質=壊れない眼鏡」としたとき、このジャンルに一番強いのは老舗(高級)眼鏡店かと思います。そのような眼鏡店は、百貨店にも入っています。百貨店を愛用している方を想像してみてください。「高所得者」「高サービス」「高品質なもの」を知っている、「こだわり(わがまま)が強い」「ブランドものが好き」…こんなところかと思います。

 

 そんな方にすすめる商品に一番必要な要素は、やはり品質です。高品質(高価格)なもの提案しなければいけないというよりは、クレームになりそうな商品はすすめられないからです。そのため老舗眼鏡店の眼鏡は、品質が高いものが多いです。もしくはアフターケア(修理対応)がしっかりしています。また、メーカー・代理店がちゃんとした企業であることが多いです。高品質のものを求める方は、多かれ少なかれ安心を求めている方です。高品質=安心を売っていると言っても良いかもしれません。

 

 ただその弊害として、新しいブランドの仕入れが遅かったり、新しいルート(新規代理店等)を作らなかったりするため商品の鮮度は遅いことが多い。また似通った商品も多くなってしまいます。これは洋服の世界でもいえるかもしれませんが、そのような商品展開に物足りなく感じた消費者は、セレクトショップといった形態の店舗に流れている現状があるかと思います。

 

もし気に入った商品があった場合、どこで取り扱われているかを確認するのも良い方法かと思います。

 

3、眼鏡販売員への品質に対しての質問の仕方

良い眼鏡を買う時、皆さんどこで買いますか?

大体の方が実店舗で買うと答えるのではないでしょうか。

(眼鏡は他のフアッションアイテムと違い通販が定着していません)

 

では眼鏡販売員に

「日本の高品質な眼鏡はどれですか?」

と聞きますか。

絶対にダメです!

販売員はあくまで店側の人間です。あなたの友達ではありません。

店側の都合が入ってきます。その都合のもとに薦められてしまいます。

 

私のアドバイス(私がこう聞かれたら、適当なことは言えないなと身構えます)

以下のように聞いてください。(もちろん真実の必要はありません)

 

「前の眼鏡は10年近く使っていたけど、今回もそれぐらい使いたい。そんなのが欲しいのですが?」

〈身構えるPOINT〉

眼鏡は10年持つほうが珍しいのです。

高い眼鏡なのだから10年持つと思っている方がいるのですが、それは期待しすぎです。はっきり言って5年持てば良く使ったと思ってください。

ただ10年持つ可能性も0%ではない・・・

もしお客様に10年持ったと言われてしまうと

店の中でも品質の良い眼鏡を薦めるしかありません。

 

「仲の良い友人に増永眼鏡の眼鏡を薦められたのだがありますか?品質が良いと聞いたのですが。もしなければ似たものが欲しいです。」

〈身構えるPOINT〉

増永眼鏡株式会社とは、凄く老舗(100年以上)で超有名会社。眼鏡業界で知らない人はいない会社です。

品質の高さも世界で一目置かれ、有名ブランドのOEMも行っているし、自前のブランドも有名。最近ではデザイン面も優秀なものが多く、日本眼鏡業界を引っ張る会社です。

このブランドを薦めてくる友人が近くにいると思うと下手なブランドは薦めにくい。

このお客さんは購入した後、その友人にお披露目するに違いないからです。

「増永眼鏡」のところは違うブランドでも良いが、意外と相応しいブランドは少ない。本当に品質とファッションと知名度のバランスが良い。

仮に品質だけのブランドを挙げてしまうと、凄くダサいものを薦められるかもないので注意。

 

ではまた後日。